1999年の7月4日に, 突如日記を書く気になりまして, 「ひぐらし。」というタイトルで連載を始めました.
何をやっても三日坊主の私にしては珍しく, ほぼ毎日更新のペースでいろいろいろいろと書いてきましたが, いろいろと考えるところがあって2001年12月31日限りで連載を終了いたしました.
連載終了にあたって, 誰にも何も説明しないまま独断で決めたこともあって, 「いろいろ考えるところ」を, 2002年1月7日に掲示板に書き込むことになりました. そのまま引用します.
もともと、ホームページの存在意義は自己満足以外にないと言ったのは誰でしたか、忘れましたけれど、今年は1月1日の早朝に年賀状を書くような生活をしている有様でございます。
自己満足だけが目的ならば、たとえカウンタがまったく増えなくても、毎日毎日書けばいいわけで話は簡単です。しかし、どうせ書くのだったら、読者の存在を常に念頭におくべきなのもまた事実。「毎日更新」を掲げてきたのも、わざわざ足を運んでくださったときに変化がなかったら、来ていただいた方に申し訳ないという発想からのものでした。
しかしながら、最近、更新のためのネタ探し (というと誤解を招くかもしれませんが、「ひぐらし。」には脚色はけっこうありました。完全な嘘はほとんどないですが、日付に関しては信用なりません) に割く時間が馬鹿にならない一方、読者のみなさんの存在というものを実感しづらくなっていたのは確かです。
こうやって惜しんでくださる方がいらっしゃるというのは、非常にありがたいことです。ひょっとすると、そのうちにまた書き始めるかもしれませんが、ネタと暇の両方が確保できたときに更新することになるのかな、と思っています。ただし、そうすると「わざわざ足を運んでくださったのに変化がない」という可能性が高くなるわけで、どうするのがよいのか、しばらく結論が出そうにありません。
こんな日記でも, 楽しみにしてくれる人がいて, しかも掲示板にいろいろと書き込んでくださるとはありがたいことです. ただ, 上のような葛藤からは抜け出せずにいたのですが, ある日あっさりと抜け出してしまったのであります. ネタを見つけても一人で抱えていてはおもしろくないんですよね(笑)
というわけで, 日刊だの週刊だのに拘らずに, ネタがあれば更新するというスタンスで, またいろいろいろいろ書いていきたいと思います.
長々と書くこともあるでしょうし, たった1行で終わる日もあれば, お休みが続くこともあるでしょう. それを心苦しく思うと結局自分の首を締めることになるので, 思いません. 「ひぐらし。」のようにネタ切れの日のためにストックしておくなんて努力もやめます.
というわけで, タイトルも心機一転しました. といっても,
つれづれなるまヽに, 日くらし, 硯にむかひて, 心に移りゆくよしなし事を, そこはかとなく書きつくれば, あやしうこそものぐるほしけれ.
徒然草の序文 (c)1331? by Kenko Yoshida.
から頂いたわけですが. 意味は言うまでもなく「つまらないこと. とりとめもないこと.」ですので, 中身にピッタリです(笑)
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