ひぐらし。(1999年10月下旬)


10月31日(日)

10月16日の項 で募集しました「日本語の歌手の団体さんを探そうプロジェクト」にたくさんのご協力をいただきました。半月の間に50を越える団体が集まりました。10月20日の項で一度まとめましたが,その後にいただいた情報も同じく10月20日の項に書き加えておきました。今回はこれで打ち切りにしたいと思います。どうもありがとうございました。


昨日天王寺を歩いていたら,署名活動をしている人たちがいました。これから私が向かう方角に5〜6人がばらばらと立っているのが見えたので,注意深くよけながら歩いていったのですが,その中の1人が寄ってきて開口一番,

署名活動にご協力お願いします。

ある考え方があって,その考え方を広く知らせ,そして賛同してくれる人たちに署名を求めるなり,募金を求めるなりするのが正しいやり方だと私は思います。

理念としてそういうことはわかっているんだけれども,いざ始めてみるとつい理念を忘れてしまい,結果だけを求めてしまう傾向がありますね。私も他山の石としたいと思います。


10月30日(土)

京橋のダイエーの前を通りかかったらすごい人。文房具が一律2割引だったのでちょうどなくなった修正液と,赤の水性ボールペンを買いました。主な用途はバイト先での答案の添削ですね。

水性ボールペンはメーカーによって,また芯によって当たり外れが大きいのが難点でございます。どぼどぼ出てしまうのも困るし,しばしば出なくなるのも困る。しばらく三菱の「ユニボール・シグノ」を愛用していたのですが,近頃ハズレの芯が多かったので今回はペンテルの「ハイブリッド」とゼブラの「ジェル・ポップ」を1本ずつ買ってみました。メーカー希望小売価格100円の品,ダイエー通常価格90円の2割引で72円。さて,使い心地はどうでしょうね?!

一方の修正液の方はメーカーによる当たり外れが大きいので,前回と同じセーラーの製品を購入しました。普通,極細,ハガキ用,茶封筒用と4種類あったのですが,普通にしました。ペン型のものなのですが説明書きに曰く「筆記距離100M」。どなたか試してみませんか?(笑)

横には,確か三菱のシャープペンシル型の色鉛筆(色鉛筆の芯が入ったシャープペンシル,と言った方が正しいのかな?)が置いてありました。この色鉛筆は消しゴムで簡単に消えることが売りで,親切にも試し書きの用紙と消しゴムが置いてあったのでやってみました。

小学校の時の苦労がウソのように軽い力できれいに消えました。使うことはなさそうだったので買うのは控えましたが。


というような具合に,デパートでもスーパーでも文具売り場を徘徊するのが好きです。その次はおもちゃ売り場でプラレールを見たり,気分によっては家庭用品売り場でヘンな台所用品を探したり……。一番縁遠いのは

衣料品売り場

だったりします。自慢では決してないですが,めったに服は買いません。どうしても前の服が着れないようになってきたら(高校時代から体型はほとんど変わらないのでサイズが合わなくなる,ということはありません。生地が擦りきれてくるのです)仕方なく重い腰をあげて近所のスーパーあたりへ行って,買ってくるわけです。

ちょうどベルトが寿命を迎えようとしていた(さすがに「切れそう」ではなく,表面がハゲてきてみすぼらしくなてきた)のでワゴンセールで1000円のベルトを買いました。今日ダイエーで買ったものはこれですべてです。あんまり売り上げには貢献していませんねぇ。


10月29日(金)

もうすぐ「平成11年11月1日」や「平成11年11月11日」がやってきますね。この日に上のカウンタが1111を指すとおもしろいな,と密かに思っていたのですが,どうやら昨日のうちに1111を越えたようです。たくさんの方々のご来訪まことにありがとうございます。

一応みならいの担当は紀行文の「放浪記」シリーズとこの日刊エッセー「ひぐらし。」ですが,そろそろ別のコンテンツも作りたいですねぇ。


昨日書きました hack と crack の違いについてですが,ちゃんとまとめてあるページが存在します。その名も “ハッカーはクラッカーじゃない。”と主張する会 Home Page。ご存じない方はぜひお読みください。

でも,マスコミの反応は鈍いようです。今でも平気で「ハッカーに侵入される」などと書いてますね。


10月28日(木)

昨日から不安定だったデスクトップマシンはほぼ正常に動作しております。いろいろとマヌケな設定をしていたということがわかってきて,それを一つ一つ潰していけば正常になる……はず。

観測されていた症状の一つに,エディタを2〜3つとネットスケープ・ナビゲータを立ち上げたりすると,突然反応がなくなってリセットボタンを押さねばならなくなる,というとんでもないのもあったのですが,実は単に

スワップが有効になっていなかった

だけの話でした。

スワップ(仮想記憶)……メモリが足りないときに,ハードディスクの一区画をメモリの代わりに使うこと。もちろん本物のメモリと比べものにならないくらい遅いけれど,ないと昨日のようになる。

日本語変換ができない方は,ネットワークの設定を間違えていたからでした。あとは外部からのクラッキングに備えてファイアーウォールを設定しなければ。

クラッキング(cracking)……新聞や雑誌がよく「ハッキング」と書く行為。いわゆる不正アクセスのことなのだが,元来 hack というのは言い意味で使うべき言葉なのである。


うちの最寄り駅,京阪寝屋川市駅はずっと前から高架化工事中だったのですが,来る11月20日(土曜日)に上下線とも高架になるそうです。その発表が京阪電鉄のページにあるのですが,非常に細かいことが書いてありますのでまあ見てください。とりあえず,私のふだん乗る区間は変更がないようですが。

ちなみに,ホームが高架になった後,その下の旧線を撤去して改札とかコンコースを作るわけで,すべてが完成するのはまだかなり先になりそうです。大阪方面に出かけるときはこれまでよりも長い階段を上らなければいけないので,朝が大変になることは疑いようのない事実でしょう(笑)。


10月27日(水)

昨日からデスクトップパソコンのOSの入れ替えをやっているのですが,次から次へと変なことをやってしまって,なかなか安定しません。完全に自分が悪いわけですが,あーでもない,こーでもないとやっています。

パーティションを切ったり,フォーマットしたり,パーティションの中身をあっちからこっちに動かしたり……

どれかひとつ間違うと,私のホームディレクトリが消えてしまって

うっわぁ〜〜〜!

ということになります。いや,バックアップを取るべきなのはよーくわかっているのですが,その設備がないんですよぉ。こないだ買ったマシンにCD‐RWドライブでもつけておけばよかったかな。

現在,誰にでもわかる問題点として,デスクトップのマシンは漢字変換ができないのです。(私が把握している問題点は片手で数えきれないほど……)ノートパソコンにはモデムがついていないので,2台の共同作業でなんとかこれだけは書いています。そんな中なんとか「放浪記 1999 葉月」は完結させましたので,どうぞお読みください。それでもって,よろしかったらツッコミなどを掲示板の方にいただければ,と……

明日は安定したデスクトップマシンでみなさまとお会いできますように。


10月26日(火)

気付いた方は少ないと思いますが,紀行文の目次のページに次の作品の予告が載っています。

何でもそうだと思いますが,私の場合放浪記を書くのにかなり時間を使っています。まったくよそ見をしない状態で2時間くらいかな。実は「放浪記 1999 葉月・第5回」は19日の鳥取旅行の帰路,「第6回」は20日の帰路にそれぞれノートパソコンで書いておりました。

私のノートパソコンのバッテリーはちょうど2時間くらいで限界を迎えるのですが,両日とも限界を迎える少し前に書き上がったのです。よかったよかった。ただ,このノートパソコン,どこかおかしくてバッテリーの残量が「100%→80%→10%」となるのです。バッテリーメーターの意味がないです。はい。

でもって,肝心の第8回は現在のところおよそ1/3しかできていません。今夜の更新はなさそうです。ごめんなさい。


10月25日(月)

うちのパソコンで「とうきょうよみうりきょじんぐん」を変換したら,

東京読み売り巨人群

と出ました。アンチ巨人の所有者の影響を受けているようです。

今日はおしまい。え?手抜きだって?今エディタが4つ立ち上がっていて,メールチェック/チャット/「ひぐらし。」/放浪記,となってます。最後のにこれから力を入れます。


10月24日(日)

ある店で「スイートポテトパイ300円,モンブラン350円」というポスターを見つけました。これだけならまったく驚くに値しないわけでありますが,実はそのポスターを張ってあった店は

クレープ屋さん

なのであります。やっぱりケーキをクレープで巻くのかなぁ。いや,巻かずに別々に食べた方がより美味しいと思うぞ,絶対。


10月13日の「京阪電車の謎の懸賞のコーナー」に関する補足。

今日京阪電車の中吊り広告をよーく見たら,「ターフィー号に4回ご乗車の方に抽選で……」と書いてあり,注意として「淀屋橋〜京橋駅の乗車時刻と,淀駅の降車時刻で(みならい注:スルッとKANSAI対応カードでは改札を通った日付・時刻がカード裏面に印字されます)ターフィー号のご乗車を確認します」とのこと。

本当にそこまで面倒なチェックをするのかどうかは知りませんが,一応そういうことになっているようです。

ちなみに「土曜日のターフィー号ご乗車の方は,杜仲茶・リーフス(コカ・コーラの出しているお茶)を試飲していただけます」とのこと。土曜日と日曜日では運転本数だけではなく,サービスも違うようです。

放浪記第7回はやっぱり月曜日深夜までお待ちくださいませませ。


10月23日(土)

今日,「鶏しゃぶ」というものを食べました。ゆでた鶏肉を食べることはよくありますが,薄切りにした鶏肉をしゃぶしゃぶにして食べるというのは,私にとっては初めての経験でした。これってよくある食べ方なのかなぁ……

ちなみに,「牛しゃぶ」「鶏しゃぶ」を1つずつ注文してまっくいんと半分ずつ食べたのですが,途中で鍋のスープがかなり少なくなってきて,根性で食べていたら,まっくいんが最後の1切れを鍋に投入したとたんに店員がやってきて

スープ足しますね。

と,ドボトボと初めの水位近くまで足してくれました。もちろん,それから沸騰するまで最後の1切れを食べるのがおあずけになったことは言うまでもない。でも,鶏肉は別に薄切りにしなくても,ゆでてポン酢で食べると美味しいですよね。豚肉でも牛肉でもそうだけど,あっさり食べたいときはこれが一番。

放浪記第7回は半分くらい書けました。明日の夜くらいに公開できたらいいな。今日は珍しく日記っぽい(笑)


10月22日(金)

私のデスクトップマシンでふだん使っている FreeBSD もバージョンが古くなってきたので(現在最新版は 3.3 Release; ノートパソコンは1世代前の 3.2 Release で,デスクトップはその前の 2.2.8 Release)そろそろOSを入れ換えようかと思っています。

普通は2世代前のバージョンでもまったく問題ないのですが,2.2.8 Release と 3.2 Release の間では実行ファイルの互換性がない(新しい方で古い実行ファイルは動くけど……)ので早めに入れ換えようかと思った次第です。

現在,ちまたで非常に評価の高い Linux のディストリビューション(配布形態,とでも訳すのかな?)の1つである Vine Linux を試してみることにしました。ちょうどCD‐ROM付きの本を借りてくることができたから…… という単純な理由からです。ちょうどハードディスクに500メガバイトほどの空きがあることですし。

ふだんはバックアップファイルが入っているところなのですが,こうやってOSを入れ換える時は便利です。どうやって使うかといえば,とりあえず,このスペースに新しいOSを入れてみて,気に入ったら以前のOSを消して移行する。いきなり以前のOSを消すのはリスクが大きすぎますし,第一メールが読めない日が続いたら困るじゃないですか。

そこを利用して何も考えずにインストール……しようとすると,失敗しました。それまでまったく本を広げなかった(何も考えずにCD‐ROMを入れて作業をしておりました。ま,これまでいろいろなOSを相手にしてきた経験があるからこそできることなので,これを読んで初めて PC-Unix を体験してみようなんていうひとがもしいらっしゃいましたら,ちゃんと本を読みながら本のとおりに操作することをお勧めします)ので慌てて本を広げてよく読むと,

標準インストールには,ハードディスクの空きが650メガバイトほど必要です。

はい,ディスクがあふれてました。仕方がないので今度はパッケージをごそっと削ってインストールすると,見事成功しました。白と黒のアルファベットばかりの画面はほとんど見ないでインストールが終わり,X window system が立ち上がるというのは画期的なことです。


けれども,これまでの少し不便なシステムに慣れてしまった私は,やっぱり Vine Linux ではなく,FreeBSD の最新版を導入することに決めました。Vine Linux はあまりに便利すぎて,自分のしたいことを実現するのにどこを変更すればいいのかわからなくなってしまったからです。……なんか本末転倒かも。「初心者にやさしいということは,経験者にやさしいということと同義ではない」と言うとわかっていただけるでしょうか。

あ,偉そうなことを書いていますけれど,私はあくまでしろーと+α(何度かインストールの経験がある程度)です。使うばっかりでこういうシステムを開発したりすることは到底できません。開発に参加し,その成果を無償で公開してくださっている方々に心から感謝の意を表します。


10月21日(木)

はじめは10月11日から31日までを「後半」にしようと思っていたのですが,長くなったので「上旬(もと前半)中旬(もと後半),下旬(これ)」と分けました。


10月15日のつづき。

新しくうちにやってきたパソコンにはもちろん Windows98 が入っている(だって私が使うわけじゃないから)のですが,《ある程度の拡張性》を確保したことにより,非常にメジャーな部品ばかりで組み立ててもらうことになりました。

その後,今度はディスプレイを買いにまた日本橋を徘徊しているとき,ついに私とそれは出くわしてしまったのです。

電車でGO! for Windows

このゲームがゲームセンターに出始めた頃,他の人がやっているのを後ろから見ていて,「これはハマりそうだ」と思って以来手を出さないことに決めていたのですが……

「電車でGO! for windows」はかなり大変な処理をしているので,従来のうちのマシンでは最低動作環境にも入っていなかったのです。しかし,こんどのマシンは推奨動作環境をクリアしていました。しかも「電車でGO! for windows」が動作するビデオカード(画面表示のための基盤)は限られているのですが,《ある程度の拡張性》のおかげで,動作することになってしまったのです!

というわけで,誘惑に負けた私の手元には,「電車でGO! for windows」と「電車でGO!2(高速編) for windows」があります。

けれど,やっぱり難しいです。初級コース,中級コースは余裕でクリアできるようになりましたが,上級はなかなか。まっくいん曰く「きみはそれだけで1年は遊べるやろう」…… 言い返せない自分が悔しい。

ちなみにお気に入りは東海道本線京都〜大阪と,北越急行直江津〜六日町。前者は地元だから,後者は……「放浪記 1999 葉月 その6」に出てくるからですね。


minarai@nnn.ac