ひぐらし。(2000年3月後半)


3月31日(金)

やっとサーバも安定してきて,近頃は夜になると1日分のログを約20通のメールにして送ってきてくれるようになりました。もちろん,そうなるように私が設定したからですけど。

ついでにいえば,20通のメールの中身はほとんど「正常に働いてるよ」というものなので,読むのも楽なものです。まあ,サーバに対する攻撃第1号は来ましたけれど,あれは攻撃というほどのものでもないです。もちろん,被害はまったくありません。

次にこの話題が出るのは,正常動作をしなくなったときでしょう。というわけで,なんか他人事みたいですけど,出ないことを祈ります。


3月30日(木)

昨日の封筒の件ですが,今日の午後にメールをチェックすると30日朝5時に送り先からメールが来ていて「着いた」とのこと。ふたたび配達状況をチェックすると

宛先へ配達済 3月29日

となっておりました。配達しても即座に反映されるわけではないようです。


今日ユースホステル会員証の更新に行ってきました。「期限内の更新は500円引」で,私の会員証の期限は2000年3月末。ギリギリですね。

更新の際にユースホステル一覧の冊子をくれるのですが,財政事情を反映して年々簡素なものになってきており,ここ2年ほどのものはユースホステルへの道順を描いた地図すらなく,かなり実用性に欠けるものでした。

ところが,今年のものはかなり改善されていました。小さいながらも地図が復活しており,少しは使い勝手がよくなりそうです。ただ,私のような旅人には「最寄り駅から迷わず行ける地図」があると嬉しいのですが,そこまで詳しくはないです。

2色刷にしなくていいから,ページ数を2倍にしてほしいなあ。


3月29日(水)

郵便局で小包や書留を送ると,郵政省の「ゆうびんホームページ」で,その封筒がどこにあるか検索できます。

昨日私が送った配達記録郵便(損害賠償のない書留という説明がわかりやすいでしょうか)の状況ですが,

配達局到着 3月29日
配達予定日 3月29日

という状況です。もう30日になったのですが,この封筒はいったいどのような境遇にあるのでしょうか。

ちなみに,配達に行ったけれども不在などで出戻りになった場合は,その旨記載されることになっています。それをちゃんと入力していないだけかもしれませんが……

でも,この封筒は明日くらいには届かないとまずいんだよなぁ。


3月28日(火)

うちの塾には前から「生徒のみなさまの便を考えて」ピンク電話が置いてあったのですが,硬貨のみ使用可なので

「テレホンカード使えないのぉ?」

という苦情(?)を聞くこと数知れず。このたび,OCN でお世話になった NTT の方のおかげでビルの1階に公衆電話が設置されることとなりました。


ピンク電話の仕組みをご存じない方のためにご説明しておきますと,使う側から見れば硬貨を入れたら使えるので公衆電話のようにみえますが,NTT の方から見ればふつうの加入回線と同じで,設置者のところに請求書が来るのです。設置者はピンク電話の中にたまった小銭で支払いをする,というわけです。

設置者がもっている鍵を使えば,硬貨を入れなくても通話可能です。その場合,当然のことながらたまった小銭と請求書の金額の差額は設置者の負担になるわけです。


さて,工事が終わって,そちらの方を見てあらびっくり。そこにあったのは

ICカード専用公衆電話

だったのです。磁気式テレホンカードはもちろんのこと,硬貨すら使えません。

このICカード公衆電話は,最近大阪近郊の駅で大増殖しています。並んでいる公衆電話の半数ほどがICカード式というのも珍しくなくなってきましたが,いまだにICカード公衆電話を使っている人を見たことはないのですが……

ICカード式テレホンカードを持っているという話を聞いたこともありません。この公衆電話はいつ誰が使うのやら。

上に紹介した NTT 西日本のICカード公衆電話のページの電話機の設置の項には「ICカード公衆電話機は、お手持ちの磁気テレホンカードをご使用になる際にICカード公衆電話機しか見当たらないという状況が起こらないよう、複数の公衆電話が並んでいるところの一部から徐々に設置して参ります。」と書いてあるんだけどなぁ。


3月27日(月)

青春18きっぷが1回分余る(というのは正しくない。母から4回分買い取って友人に3回分売ることになったというのが真相)ことになったので,出かけるなら今日しかない!ということで行ってまいりました。

まっくいんが「最近新快速に乗ったらずっと寝ている」と話していたのですが,私も乗って座ったとたんにすやすやすや。下車駅の直前で目を覚ますのが不思議なくらいです。


3月11日のJR西日本ダイヤ改正で,新快速がすべて新型車両になり,最高速度が120キロから130キロになりました。その後初めて新快速に乗ったのですが,体感速度はあまり変わりませんでした。

昔から新快速はよく1〜2分遅れます。余裕時間がほとんどないからだと思いますが,新型車両で運転の場合は130キロを出して回復することもあったようです。今回,130キロで走るのが定時になったわけで,やっぱり2分ほど遅れていました。私としては,大阪〜姫路間が60分から57分に短縮されるより,60分のままでいいから定時で走ってほしいと思うのですが。

1〜2分の遅れが気になる私が標準から外れているのかな?!


3月26日(日)

今日は卒業パーティー(のことを書けという圧力が某からありまして)。名前のとおり,うちの塾を巣立っていく方々(再入学という方もいるらしいけど)のお祝いです。

1次会はシュラスコ食べ放題飲み放題のお店。シュラスコについては12月6日に書きましたが,別のお店です。

削ぎ落とした肉が軒並みお皿からはみ出す

のが非常に残念でした。もうちょっと気を使って欲しかったな。

某先生はセルフサービス飲み放題のコーナーにじっと居座って,ワイン10本 etc. を飲み比べていたとかいないとか。


2次会はカラオケ。今更ながら「モーニング娘。」の威力に驚きました。男も女も大合唱。

「なごり雪」「昴」などはみなさんご存じで,さすが名曲は歌いつがれていく……
と思ったまではよかったのですが,「なごり雪」を演歌と呼んだらイルカさんに怒られますよ。


3月25日(土)

仕事の最終締切が28日と決まった(ついでにいえば、28日から連続12日間出勤というのも決まっている)というのに、ソフトのバージョンアップをやってしまいました。

そしたら、日本語入力の環境が変わってしまって、1行書くのにも四苦八苦しています。どうやって仕事する気だ?>自分


3月24日(金)

そろそろ受験シーズンも終わりに近づいてまいりました。うちの塾の卒業生の進路の報告が次々と寄せられる季節になりました。高1のころに教えた生徒がいい知らせを携えてきたりすると,他人事とは思えない嬉しさでした。

もちろん,その影には涙をのんだ人もたくさんいるということを忘れてはいけないのですが。


3月23日(木)

今日の午後,さあ仕事をしようというときに塾から電話がかかってきまして,

外部から塾宛のメールが届かない

ということが判明いたしました。さあ,大変。

いろいろ調査の結果,

外部からメールを送るテストをしていなかった

ということが判明いたしました。あぁ情けなや。慌てて修正しましたけれど,そのせいで期限が迫っている仕事のほうがちっとも終わっていないという……


3月22日(水)

今日は3度もクラッシュしてます。sonic くんはやっぱりどこかご機嫌が悪いようです。

こんな状況で長い文章を書いてると,またその途中でクラッシュしそうなので今日はとっとと寝ます。

仕事に追い立てられているヤツの現実逃避という噂もある。


3月21日(火)

テレビで,淡路島からの中継をしていました。淡路花博ではなく,今が最盛期のいかなご漁の話でした。いかなごというのは小さな魚で,甘辛く炊いたくぎ煮は箸休めによいですね。

加工場のおばさんにくぎ煮の作り方を教えてもらいましょう。大きな釜を用意します。醤油をバケツに2/3ほど入れて火をつけます。砂糖をバケツ一杯入れます。

インタビュアー:「砂糖は重さどれくらいですか?」

おばさん:「……たぶん 4.5 キロくらいかなぁ」

すりおろした生姜を入れまして,いかなごをドバドバドバと入れます。

インタビュアー:

「これで何人前ですか?」

おばさんはそれきり沈黙してしまいました。いかなごのくぎ煮1人前って,いったいどれだけなんでしょうね。


3月20日(月)

3月15日16日の2回にわたって桜餅について書いていたら,無性に食べたくなってきたのであります。

というわけで,今日のおやつは家族で桜餅とおはぎ,ということになりました。ところが,京都の有名な和菓子屋さんの製品らしく,

ピンク色ではない

のです。こしあんを白いもち米(正確には,もち米を蒸して乾燥させ,少し粒をつぶした道明寺乾飯というものらしいです)でくるみ,桜の葉をぜいたくに2枚使って包んでありました。

色で桜を連想させるわけではなく,葉の香りが桜を思わせる,上品な一品でございました。


高校の同級生で,まっくいんのリンクからたどれるめぐみのおもちゃ箱を管理しているいぷしろん氏からメールをいただきまして,

かしわ餅の葉をどうするかについての考察もお願いします

……って,ねえ。しかも,彼はにくったらしいことに,たった2行のメールの2行目に

喰う奴ぁ、人間ぢゃねぇ!

と書いているのであります。たぶん,ここから私がどんなふうに話を広げるのか,にやにやしながら待っているんだと思います。


確か以前紹介した安野光雅さんの「算私語録」で読んだ話だったと思いますが,伝聞として書いてあった話なので,以下の話は事実かどうかわかりません。


留学生といっしょに河原にピクニックに行き,おやつにかしわ餅を食べることになった。

皮を剥いて食べなさい

と教えたら,しばらく考えていた留学生たちは

川を向いて,葉っぱごと食べてしまった。

私が言いたかったのは,かしわ餅よりちまきの方が好き。

……じゃなくて,かしわ餅を初めて見た人にとっては,柏の葉が食べられないということは必ずしも自明ではないということです。


3月19日(日)

昨日の分は3月18日0時20分に早々と2日分アップロードしておいたのですが,トップページにはそれについてはまったく触れずに17日分へのリンクのみを記しておきました。

というわけで,鳥取砂丘からほぼ無事に帰ってまいりました。いろいろと変化に富んだ旅行になったので,近日中に放浪(?)記として公開したいと思います。なにしろ,家族4人でうろうろしていたわけでいつもの放浪記とは雰囲気が違う旅行になった……はずです。

ただ,しばらく「締め切りに追われた作家状態」なのが重大な問題ではありますが……。もう当初の締め切りを過ぎたのに手付かずのものまであったりして。


3月18日(土)

うちの家族,誰一人として鳥取砂丘を見たことがないということが判明したので,一家総出(といっても4人ですけど)で一泊旅行に行ってまいります。

というわけで,今日の更新はお休みです。17日分と同時にこれを書いているわけですが,いったいどれくらいの方がお気付きになりますやら。


3月17日(金)

私の乗ったバスが交差点を右折しようとしたところ,警官に制止されました。

片側2車線の道路なのですが,見ると煙がもくもく,視界を塞いでいます。火事です。消防車が集結して放水しています。

どうするのかな,と見ていたら,

バスはそれでも右折した

のです。火は消えかかっていたし,太い通りだったので消防車やパトカーが停まっていてもまだ通れる車線があったというわけで。うーん,路線バス恐るべし。


帰りがけにも,電車の車窓から火災現場を目撃しました。線路からは少し離れていたので電車の運転に支障はありませんでしたが,ものすごい煙の合間から赤い炎を見てしまいました。風の強い折,火の元には充分注意しましょう。


3月16日(木)

昨日桜餅について書きましたが,桜餅の葉をどうするかというのは重大な問題です。

小さいときは「こんな堅いもの,食べるもんじゃない」と思っていましたが,大人になるにしたがって「香りとほんのり塩味が桜餅の要だ」と思えるようになってきて,いっしょに食べるようになりました。

ですから,プラスチック製の緑色のシートにくるまれたやつは,「桜色の餅」かもしれませんが「桜餅」とは決して認めません!!!


サーバをうちからメンテナンスできるようになったのはいいんだけど,「注文の多い料理店」状態で午前4時を過ぎてしまったよぉ。しくしくしく。


minarai@nnn.ac