はっこねっのやっまは♪(1) -- 2006/01/15

昨年末から仕事絡みで疲れきっていたみならい&まっくいん。1/15,1/16と揃って休めることになったので、「温泉行こうか」と一泊二日で箱根へ行くことにした。

とりあえず、小田原までの行きの行程は

と設定。新大阪から新幹線に乗らなかったのは、旦那が「ゆりかごシートに乗りたい」と希望したから。実際に座り心地はよく、私は国分駅以降から名古屋直前まで爆睡。

12:45頃小田原に到着し、箱根観光に必須となる箱根フリーパスを購入してから昼ご飯。「せっかく小田原に来たんやから地魚を食べよう」と、「吟海屋うおくに」というところで、私は地魚にぎり(1,500円)、旦那は地あじ丼大盛り(980円)を注文。地魚にぎりのネタはアジ、ブリ(notはまち)の背中側と油の乗った腹側、あとはおながだい、ほうぼう、まとうだい、くろむつ、もう一つは忘れた…。アジ、ブリ以外の魚については、私の舌では味の違いはともかく、歯ごたえの違いははっきり確認。とってもおいしかった。

小田原からは箱根登山電車に乗車。箱根湯本で小田急の車両から登山電車の車両に乗り換えたのだが、日曜の午後だと言うのに人がたくさん。箱根は大阪から見れば遠いけど、関東からだと十分日帰り圏だから今から出かけるって人も多いんだろね。


強羅駅から「箱根八里」を口ずさみながら急坂を登って強羅公園へ。一番の目的は白雲洞茶苑の見学。3つ茶室があるんやけど、2つは工事中ということで残りのひとつへ。ただし、この「不染庵」はもともと「灯りのない構造」になっているのでとっても暗い。そのせいかお抹茶とお菓子を出してくださったお姉さんも暗い雰囲気でとっても話しかけられなかった…。お茶室の建物そのものはいい雰囲気だったのだが。

さて、強羅公園自体はガイドブックに「花の名所」として紹介されているのだが、さすがに12月〜1月にはこれという花がないらしく、葉牡丹以外に色鮮やかな植物はなくて地味だった。というわけで、お花を求めてまずは開催中の中国春蘭展へ。…9割方花が咲いてなかったので撤収。

次に隣にあった熱帯ハーブ園へ。そこでかわいそうな看板を見つけた。個人的には昔京都の白川で見た看板に匹敵するぐらいのかわいそうさである。

バニラバニラ拡大図

続いてブーゲンビレア館へ。初めて強羅公園内で色鮮やかな植物を見たよ(苦笑)。たまの「さよなら人類」の歌詞にブーゲンビレアが出てきたということで、旦那が歌を口ずさんでいた。私も対抗して歌ってみたら「野良犬に月がおっこちて〜」とかむちゃくちゃなことになったが(爆)最後に熱帯植物園へ行き、バナナとパイナップルが実ってるのを見て満足する(それ以外目をひくものがなかったとも言う)


さて、当初の予定では露天風呂のある日帰り温泉に行くつもりだったのだが、雨が降ってきたので、旦那の「バスで(箱根駅伝の)5区を走ってみようか」という提案により、一度箱根湯本まで戻る。箱根町行きのバスに乗って最初に思ったことは「こんなに(たくさん)店あったんやなぁ」駅伝中継では沿道は人だらけなので周辺の店の存在は全く意識に入らへんもんね。

が、暗くなって周囲の景色がほとんど見えなくなる中、連続して続くカーブをバスが高速で走るうちに

…数年ぶりにバスに酔った(爆)

時間の都合上、小涌園前でバスを降りたのだが、そのとき私はしばらく無言になっていた。リバ(ry まで至らなかったものの頭痛と吐き気に見舞われるという形で身をもって山登りの辛さを実感し、選手の皆様を改めて尊敬(違)。

小涌園前から強羅駅行きのバスに再度乗車し、ロープウェイで中強羅まで行き、「天恵・強羅倶楽部」が本日のお宿。大涌谷からひいているという白濁の湯はものすごく体が温まった。食事もちょうどいい量だし、オーナーとの雑談も楽しかったしいいお宿やったと思う。

2日目に続く。


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written by Mcquen(mcquen@nnn.ac)