7:00 ごろ起床。朝風呂を楽しみ、朝食後宿をチェックアウト。今日は芦ノ湖をめざす。が、まずは旦那の希望により一度強羅までバック。強羅駅前にある強羅郵便局にていつものように旅行貯金と風景印の獲得をして改めて出発。
ケーブルカーで早雲山へ行き、ロープウェイで大涌谷へ。晴れた日はすごく景色がいいらしいのだが、この日は…霧で見えない(泣)。大涌谷駅に降り立つと近くの土産物屋から野沢雅子の声が。
「オラこの(硫化水素の)臭いが好きだぞ！」
…お仕事とはいえ大変やねぇ。それはさておき、バラ売りしてくれない黒たまご売り場を素通りし(二人で６つもいらねーし、卵６つ 500円は絶対高いわ)、大涌谷自然歩道を散策。
辺り一面卵の腐ったような臭い(みんなそうだと思うが、腐った卵の臭いは嗅いだことない)が漂い、霧と硫化水素の混じった蒸気に囲まれた空間はなかなか素敵でした。
再度ロープウェイに乗り、桃源台へ。海賊船出航まで30分ほど時間があったので土産物屋を物色。…どこ行っても似たような土産ばっかりやねぇ(苦笑)。私は職場用に一番単価の安かった温泉まんじゅうを購入、あと茶道部にごまだれ餅を購入し乗船。
この海賊船からは、晴れた日は富士山が望めるらしいが…曇ってて見えねぇ。しかも、気温が低いので外に出てたら寒いし。かと言って中に入っても韓国人観光客が一杯で何かいづらいし。そうこう思っているうちに箱根町に到着。というわけで今回最大の目的地へ。
この解像度では全く読めませんが(爆)、確か「東京箱根間往復大学駅伝競走 往路終点」と石碑には刻まれてたと思います(ゴールだったかもしれん)。ちなみに裏側には「復路起点(スタートだったかも)」とあります。テレビを見てすごくにぎやかそうなイメージを抱いてたけど、普段はとても静かな場所のようです。このあたりの国道１号線はめったに車がこないですねぇ。これが(京都)五条通や(大阪)京橋や梅田新道につながっていくとはとても思えません。
ちなみに往路ゴール直前の曲り角にはこんな石碑もあります。駅伝中継時には全くテレビに映ってなかったかと思います。
次に箱根関所跡を見学。と言っても工事中なのでほとんど見るところなし(苦笑)。関所資料館にある通行手形や刑罰の図などの資料は一見の価値があると思いますが。そして、恩賜箱根公園は冬だからか(?)地味な感じ。トイレは美しかったけど。また、旧街道杉並木は、同じ景色がずっと続くので途中で飽きた…。
さて、当初の予定ではお昼を元箱根港周辺でとるつもりだったのだけど、売価が軒並み高い。そばセット2,000円とかぼったくりもいいところだと思う(いいものなのかもしれんけどさ)。というわけで、この辺りでの昼ご飯をあきらめて、箱根旧街道へ。
この箱根旧街道、石畳がほとんどの箇所でびっしり敷き詰められていて、かつ坂道が多い。ということは、
雨上がりに歩くのは足元が滑るのでかなり危険。
ただ、我々のウォーキングシューズではどうにか歩けそうだったので強行突破した。しかし途中誰ともすれ違わんかったなぁ(苦笑)30分ぐらい歩いて甘酒茶屋到着。自家製ノンアルコール甘酒ともち二種類(磯辺＆安倍川)＆みそおでん(こんにゃく)を頂く。全部で2,000円。おいしかったし十分お腹いっぱいになったので満足。
バス停「甘酒茶屋」に来る次のバスまではあと40分。もう少し旧街道を歩くことにする。「昔の人もこの石畳を踏みしめたんやなぁ」と感慨にふけっていたら「神奈川県が整備しました」という看板を見つけてがっかり。でも散策としてはかなり快適でした…謎の地鳴り音がする以外は。まぁ、運動したい人にはおすすめ。
見晴茶屋からバスに乗り、「本陣前」で下車。このあたりの集落は畑宿と言って、箱根名産品寄木細工で有名なところ。今回、ホテルのテーブルや土産物屋の小物などでいくつか見てきて作ってるところが見たくなったのだ。寄木博物館を見て、数軒店を見て、寄木細工のはがきとキーホルダーを購入。
次はバスに乗って日帰り温泉施設天山へ。露天風呂が５種類あるのはよかったけど、泉質は昨日のホテルの方がよかった気がする。あと 1,100円払って石鹸しかついてないのはどうかと。この価格ならシャンプーもほしいところ。その後はまたバスに乗って箱根湯本郵便局前で下車。先ほどの寄木はがきを友人に投函する。あとは帰るだけ！というわけでバスで小田原駅へ。
折角小田原にいるのだから特産品の干物がほしいところ。ちょうど駅前にひもの屋さんがあり、いろんな種類の魚が５匹入って390円という破格値で売っていた。「安いな」ということで購入したところ「間違えて６匹入れてしまった」と６匹入りのやつをくれた。ありがたやありがたや。
小田原駅ビルで弁当を買い込み、名古屋行きこだま車内にて食す。浜松で新大阪行き ひかりに乗り換えてあとは爆睡。新大阪到着まで全く目覚めず…これにて箱根紀行終了。
というわけで、そこそこ箱根を満喫してきました。今回やり残したことは