下関の天気は曇。ホテルで朝食をとった後、下関駅前からサンデン交通のバスで御裳川(みもすそがわ)へ向かう。
そもそも、今回の旅行におけるまっくいん最大の目的は、関門海峡を歩いて横断することなのである。「関門・海峡物語」の「関門トンネル人道内の県境の写真」のポスターを見て以来、行きたくて仕方なかったのだ。
念願の関門トンネル人道口に到着。トンネル入口と下関側から見た関門海峡を撮影し、いざトンネルの中へ。
エレベーターで地下に降り歩き出す。説明書きに「人道は国道2号線関門トンネル(車道)の真下にあります」とある通り、ときどき車のエンジン音が聴こえてくる。そうして歩くこと約400メートル、県境に到着。
ちなみにこの場所で携帯は圏内だったので(何しろアンテナが3本たった)、喜んで友人に写メールした。県境をまたぐ記念写真も撮った(爆)。
再び歩き出しトンネルの終端に到着。エレベーターで地上に上がり、関門海峡を渡りきったことを確認する。下記は門司側から見た関門海峡(手で2枚を合成)。
和布刈公園の近くにある海岸沿いの遊歩道を歩いていくと門司港レトロ地区に到着。とりあえず旧門司税関を見学。建物はよい雰囲気。シャネルの偽物や覚醒剤持ち込みの手口などが展示されていた。
旧門司税関(左)とブルーウイングもじ(右)
次に、ブルーウイングもじが開くところを4分間見学。真ん中の写真にあるヴォイジャー号(関門海峡クルーズ船)が見かけによらずかなりのスピードで沖へ出てったのが意外だった。
そして、みならいの今日の本命九州鉄道記念館へ。「じも」の駅標に出迎えられて中へ入る。
まず、入口を入ってすぐの車両展示館を見学。「保存状態が大変よい」とみならいが写真を撮りまくっていた。
私の知識では、
ということしかわからんかったけど(そんだけわかったら上等という話もある?)。
次は本館へ。ちょうど「九州の鉄道大パノラマ」という鉄道模型によるデモが始まるところだったので見学。特に印象に残ったのはこの2点。
その後は館内の展示をひと通りみて終了。ちょうど昼どきになったので、門司名物「焼きカレー」を食すべく栄町銀天街にある「山田屋」へ。焼きカレーはめっちゃおいしかった。ルウの味がチーズと半熟卵でまろやかになるのがいい感じ。また食べたいねぇ。
食後、門司港駅前から西鉄バスに乗って小倉に向かう。途中でチャチャタウンなる施設を見かけたのだが、マジカルプリンセスとは何の関係もなかった。で、バス停「小倉駅前」で下車したら、目の前にあるのはモノレール平和通駅だったりもしたが、とにかくモノレールに乗って競馬場前駅で降りる。
さて、小倉競馬場に到着したものの、この日買うレースはクイーンSと小倉記念のみと決めていたので、他のレースは競馬エイトの印と実際のレース結果を見比べながら楽しむ。ところで、メモリアルレースってのを初めて生で見てんけど(この日はグリーングラスメモリアル)、該当馬のレースを発走前にターフビジョンに流したりはしないの?ファンファーレはごっつ懐かしかったけど。
まずはクイーンS。先日のマーメイドSでお世話になったチアズメッセージとチャペルコンサートから適当に600円購入したところあえなく撃沈。次の小倉記念は、
結果、みならいに「君が馬券あてて喜んでるの初めて見た」と言われる(爆)。というわけで、トータル1600円買って4120円返ってきた。3連複の配当3960円は私個人の最高払戻額である(はい、まだ万馬券の経験ありません)。
最終レース終了後、小倉駅まで戻り湯田温泉をめざす。関門海峡を今度はJRで横断し、山陽本線、山口線と乗り継いで19:20ごろ湯田温泉駅到着。宿泊先のスーパーホテル山口湯田温泉に向かう。
ホテルに荷物を置いたらまずは腹ごしらえ。ということで、手持ちのガイドブックに載っていた「長州そば 東京庵」に行き、そば寿司とおろしそばを注文。そばそのものにしっかり味があって、かつ舌触りが滑らかでおいしかった。あと、そば湯がとても濃かったのが印象に残った。
食後、ホテルに隣接する「亀乃湯」にて入浴。通常は340円のところホテル宿泊者は100円。お湯はよかったけど、女湯は空いてたのに対して男湯は激混みだったらしい…。
部屋に戻った後、例によって天気予報を見るためにテレビをつける。下関では九州のニュースをやってたのに、湯田温泉では山口県オンリー。
やっぱり下関は福岡県なのか…?
そして、天気予報の内容がすごかった。関西のニュースの場合、一日の天気の移り変わりが示される町は大阪、神戸、京都、大津、舞鶴などだが、山口県の場合は、
山口、下関、岩国、萩、柳井、下松、防府、宇部…
どの程度細かいかはマピオンの山口県の地図参照。こんなに細かく地域別にやる意味って…あるんだよね?ニュースの後はまた五輪をちょっとだけ見て就寝。