つれづれなるままに…(2010/10)


10月1日(金)−「初」海外旅行4・セーヌに降る雨

3泊した Hotel Geblergasse もこの日で最後ということで、朝食のメニューは過去2日で気に入ったものを選択。

10/1の朝御飯

特に温かいゆで玉子(台つき)がお気に入りでした。バナナとヨーグルトは海外出張時にもやってるが整腸用の必須アイテム。だってホテルの朝食は野菜が少ない、もしくはついてないもん。

空港に向かう途中で少しだけ Spittelau 駅で寄り道。目的はゴミ焼却場。だって

ウィーンゴミ焼却場

最初は舞洲のパクリかと思ったんだけど、よくよく調べてみるとこちらが元祖で、大阪市がフンデルトヴァッサー氏にデザインを依頼したのが正しいらしい。私にはフンデルトヴァッサー氏のすごさは理解できませんが。

空港でチェックイン後、搭乗まで時間があったので Apfelstrudel を食べました。ソースつきにしたら、なみなみとソースが注がれてきて多少ひきましたが。とりあえずウィーン菓子は2種類制覇ということで満足しておきます。

カプチーノ Apfelstrudel
メランジェでなくカプチーノ Apfelstrudel。中にりんごが入ってます。

シャルル・ド・ゴール空港から RER にてパリ北駅(Gare du Nord)に到着。今回宿泊する Hotel - A la Villa Saint-Martin は北駅から徒歩10分。事前に Google Map で調べた経路を印刷したものを見ながら歩いていたら

パリ北駅に戻ってきた(爆)

雨降る中、でかいスーツケースをひきずってたから結構動揺した。少し歩くたびにガイドブックの地図で場所を確認することを繰り返した結果、どうにかホテルに到着したのでした。部屋に入ってしばらくは動く気も起きなかったよ。

とはいえまだ夕方なので出かけることにしました。「パリはウィーンより危ない気がするし、クレカ1枚はセキュリティボックスに置いていこう」と思って、Mastercard だけを持っていったら、

…電車の切符が全く買えない(泣)

券売機には Mastercard のロゴがあるのに、つっこんだら「Eurocard じゃないとダメです」って警告が。現金はあまり持ち歩かないようにしていたので、これじゃどこも行けない。泣く泣くホテルにUターン…あーあ。

気をとり直してホテルを再度出発。とにかくお腹が空いていたので、パリ東駅(Gare du l'Est)近くの "Au Triomphe de l'est" に入りました。そしたら、英語メニューはあったものの店員さんにはフランス語しか通じないことが判明。しかも、日替わりメニューなら何も選ばなくていいやと思ったら、日替わりメニューの表記はフランス語 only(爆)。店員さんの必死の英単語説明と私の筆談により下記の料理にありつきました。レバーのパテは多少癖がありましたが、全体的にはおいしかったです。

鴨レバーのパテ お魚ごはん
鴨レバーのパテ。フランスっぽいなぁと。 お魚とライスの上にクリームソースがかかってました
バケット デザート
ウィーンはライ麦パンでしたが、パリだとバケットに。 ケーキにフォークが最初から刺さってたのは衝撃でした。

Gare du l'Est からメトロ(地下鉄)と RER でエッフェル塔へ。地下鉄はウィーンに続いての利用だけど、何となくうす汚れた雰囲気になったなと感じました。あと、光るエッフェル塔の置物を路上販売する人達が多数いたし、ホームレスも結構いてウィーンとはがらっと雰囲気が変わったなぁという印象。ウィーンでそういった場所に行ってないだけなのかもしれないけど。

さて、今夜のメインイベントはエッフェル塔の近くから出港するセーヌ川クルーズ。いろいろな業者さんがやってますが、今回は出港時間が近かった Vedettes de Paris のクルーズを利用しました。「セーヌ川からパリの夜景を眺める」というと聴こえはいいのですが、何しろ雨だからねぇ。写真撮ってもピント合わないし、そもそも、エッフェル塔などのライトアップされた建物を除けば、暗くてよく見えないってのがわかった(爆)でも、雰囲気には浸れたからいいことにします。

エッフェル塔 オルセー美術館
乗船前に撮影。きれいです。 非常にわかりづらいけどオルセー美術館

帰りのメトロでは、いきなり車両に乗りこんできてギターやアコーディオンの演奏をしたあげく、「観賞料払え」って紙コップ持ってやってくる押し売りミュージシャンに遭遇。一銭も払わなかったけど無茶苦茶やなぁ…。


10月2日(土)−「初」海外旅行5・Paris 聖地巡礼

現在、パリの日の出は 7:45 ぐらいです。なので、7:00 に朝御飯を食べに行っても外はまだ真っ暗です。「パリに行ったらクロワッサンを食べるべきだ」と何かに書いてあったので早速実践しました。確かにうまいわ。

10/2の朝御飯

食後外に出てみると霧雨。これなら大丈夫やろ、と予定通り Ticket t+ の回数券にて、片っ端から観光名所を見に行くことにしました。


まずはモンマルトルのサクレ・クール寺院へ。8:45 ごろ到着したのですが、結構観光客がいる様子。サクレ・クール寺院は、近づくよりは少し離れたところから撮影した方がきれいに見えるなぁ、ってのが個人的な感想ですね。

サクレ・クール寺院外観

ところで、寺院に向けて坂を登っていくと自称セネガル人のにーちゃんに声をかけられました。そこで言われるまま手を出したのが失敗。「私はこの寺院とあなたのためにミサンガを作ります。You give me something.」だってさ。ちなみに日本語/英語入り混じりで話しかけられてたので会話そのままです。

何も払わんくて危ない目にあったら嫌だったので1ユーロは払う気でいたのですが、そしたら「コインは嫌だ、みんな札で払ってる」って 50 ユーロ札見せてきやがった。払う価値はないので "NO, NO, I don't have these large money." と英語で喧嘩した結果、1ユーロコイン2枚でどうにか決着したのでした。

問題のミサンガは「記念に休暇中はつけとくか」とまだ私の手首にあります。帰国後旦那に見せたら「日本で売ってるやつの方が精巧やろ」って言われたのですが、そもそも日本ではもう廃れましたよね?

ミサンガ

寺院見学後はちょっとだけ遊歩道を散歩。途中で元祖カルフールを発見して思わず撮影しちゃいました。

Carrefour Market

お散歩のもうひとつの目的は巴里華撃団本部のモデルっぽい「キャバレー黒猫(Chat Noir)跡」の見学だったのですが、見つけられなかったので撤収。まぁモンマルトル自体がサクラ大戦3の舞台だからいいや。昨日のエッフェル塔もそうですが、大概の観光地は10年前に光武Fで戦ってたりする(苦笑)


続いてノートルダム大聖堂へ。こっちも人だらけ(苦笑)。バラ窓のステンドグラスをきれいに撮影する努力はしたけど、暗いのでかなり難しかったです。

ノートルダム大聖堂外観 バラ窓のステンドグラス
まだ 9:00 過ぎなのにこんなに人が 有名なバラ窓のステンドグラス

それからオペラ・ガルニエ。ガルニエさんが設計したオペラ座の最大の見所は、客席にあるシャガールの天井画でしょうか。こちらは個人での自由見学ということもあり、ウィーンとは違って、客席内や舞台上に立ち入ることはできなかったです。

オペラ・ガルニエ外観 シャガールの天井画
どっしりした建物です 客席天井にあるシャガールの絵。とにかく大きいです。

しばらく歩くとマドレーヌ教会に到着。とっても教会に見えないけど…。向かいにはコンコルド広場とブルボン宮が見えます。なお、ここでいうマドレーヌは「マグダラのマリア」のことで、お菓子のマドレーヌは無関係です。(Wikipedia のマドレーヌ (曖昧さ回避)参照。)

マドレーヌ教会外観 コンコルド広場とブルボン宮
ギリシャ神殿を模したものだそうです 正面にはコンコルド広場とブルボン宮が見えます

マドレーヌ教会近くの FAUCHON で昼御飯。野菜不足だったので大きめのサラダ+オレンジジュース、あと「本場のやつ食べよー」とカヌレとクイニーアマンを選択。どれもおいしかったなぁ。

お昼御飯 FAUCHON の窓から
野菜中心の選択 窓に向かって食べるのって何か気分よくない?

最寄りの Madeleine 駅からメトロ12号線でパリ・モーターショーに直行。折角パリにいるので仕事に関係しそうな展示を見に行ったんだけど、関連する展示ほとんどなかった上に、そもそも自動車にあんまり興味ないから見ててもすぐ飽きちゃった(爆)。一応何枚か写真は撮影したのではっておきます。

入場ゲート ホンダブース
パリ国際見本市会場で開催 HONDA と言えば ASIMO ですが動かず
トヨタブース 電気自動車試乗
トヨタブースには謎のコンセプトカーが。 日産やプジョーなどの電気自動車の試乗体験してました

次はサン・ジェルマン・デ・プレ教会へ。この辺りはのだめカンタービレ(Paris編)の舞台となった場所のひとつ。のだめキャラクターBookのパリガイドに従ってうろうろしたけど、のだめと千秋のアパートの門(ロード・オブ・ザ・リング門)は見つけられませんでした。見つけられなかったのは、いろんなところ歩き回って足が限界に来てたのが一番大きな理由だけど。

サン・ジェルマン・デ・プレ教会


そして、リュクサンブール公園で自由の女神を見学するために、メトロで St Placide 駅へ。ところが地上に出た際に方向感覚を失ってしまい、後から行くつもりだった LE BON MARCHE(ル・ボン・マルシェ)に先到着(爆)すっかり疲れきっていたので、少しカフェで休憩して足元を立て直した後、LA GRANDE EPICERIE DE PARIS にて先にお土産を買うことにしました。

LE BON MARCHE & LA GRANDE EPICERIE DE PARIS

LA GRANDE EPICERIE DE PARIS はとにかく広くて商品の種類が豊富。フランスの食材だけじゃなく輸入食材もたくさん扱っており見ててすごく楽しかったです。アジア食材の中に揖保乃糸があったのはちょっとおかしかったけど。とはいえ、変なものを買うと税関で止められるのでお菓子系しか買ってませんが。

買い物終わったら 18:30 とまだ晩御飯には早かったので、リュクサンブール公園にリトライ。ところが着いたときには閉園時間の 18:45 をわずかにオーバーしていたため、結局柵越しに後ろ姿を撮影するのみ、となりました。

自由の女神(リュクサンブール)


晩御飯はメトロ Vaneau 駅近くのブラッスリー "Le Petit Lutetia" にて食べました。土曜の晩で結構混んでたんだけど、「一人だったら今やったら OK」と快く入れてくれました。せっかくなので、今日のおすすめメニューによる「前菜+メインディッシュ+デザート」コースを注文(例によっておすすめメニューはフランス語 only だったのでまた英単語で説明してもらった)。ちなみに、フランスでのご飯の組み合わせは、フルコースじゃなければ「Starter(前菜、スープ、サラダのどれか)+ Main Plate(魚料理や肉料理のメインディッシュ)+ Dessert」ってのが基本みたいです。

お店外観 カボチャのポタージュ
明るくてにぎやかな雰囲気のお店でした Starter:かぼちゃのポタージュ
骨付きラム肉の煮込み いちごスープバニラアイス添え
Main: 骨付きラム肉の煮込み Dessert: いちごスープバニラアイス添え

出てきたメニューのうち、特にラム肉の煮込みがすばらしかった。ほとんど臭みない状態でお肉を柔らかく頂くことができました。あと、お店の雰囲気もすごくよかったです。席に案内してくださった店員さん(スーツきてたから偉い人だと思う)は、わかる範囲の日本語で私の緊張をほぐしてくれました。お皿を持ってくるときに "Atti!!" って言うたりね(「熱っ!」って言うてたみたい)。またパリに行くことがあったら食べに行ってもいいなって思いました。


10月3日(日)−「初」海外旅行6・わずかにニケは微笑まず

今日は凱旋門賞の日でございます。といっても、朝から行ったのはロンシャン競馬場ではなくルーヴル美術館。ルーヴルに限らず、毎月第一日曜日はパリの美術館は無料公開です。開館まで少し余裕があったので、のだめカンタービレでのだめが千秋に飛び蹴りを入れたことで有名(?)な、ポン・ヌフ橋周辺を散歩しました。そんな中で撮影したお気に入りの一枚。

朝焼けのポン・ヌフ橋

8:55 ぐらいにルーヴル美術館についたらすでに行列ができていて慌てて並びました。列が進んでいく中で「ここから2時間待ちです」の看板に出会ったときは少しヘコみましたが、結局35分ぐらいの待ち時間で入ることができました。その後も行列は伸びていたので、朝早く来たのはやはり正解。

ルーヴル美術館は本気で見ると一日かかっても終わらないときいていたので、今回は「ルーヴル美術館の傑作」という1時間半の見学コースを回ることに決めていました。音声ガイドに従って移動するのですが、冒頭の大韓航空(スポンサー)の宣伝メッセージが結構長い。スキップしようとあれこれ操作しながら適当に歩いてたらいきなり現在地がわからなくなりました(爆)。結局スキップはできなかったんですけどね。

さて、傑作コースは、ミロのヴィーナスサモトラケのニケモナ・リザを中心とするコースです。館内は撮影自由でした、ってのがすごいけど。

ミロのヴィーナス サモトラケのニケ
ミロのヴィーナスの横顔 一番美しい角度でのニケ
モナ・リザ 外の様子
前面ガラス板のせいで非常灯が写ったモナ・リザ 外は大行列です(ニケ近くの窓から撮影)

個人的には勝利の女神様ニケが一番好きなんだけど、帰国後身内でニケの話をしたらうちの母以外全員に「知らん」って言われた。そんなにマイナーなはずがないんだけどなぁ…orz。あ、グルグルはたぶん関係ないぞ(独りごと)。コース案内が終わった後、出口がわからずしばらくさまよいましたが、何とか脱出(違)。所要2時間ぐらいでしたが満足です。


その後、PAUL のサンドイッチかじりながら、カルーセル凱旋門〜コンコルド広場〜シャンゼリゼ通り〜エトワール凱旋門、と人の流れに乗って歩いてしまいました。だいたい 3km ぐらいですね。

カルーセル凱旋門 PAULで買った昼御飯
カルーセル凱旋門ってちょいブランデンブルグ門っぽいかも。 本日はチキンサンドでございます
のだめ池ポチャ セグウェイツアー?
テュイルリー公園ののだめが落ちた池には確かにヨットが。 セグウェイの団体さんがいました。EU では結構見かけるなぁと。
コンコルド広場 シャルル・ド・ゴール広場
マリー・アントワネットが処刑された場所ですね 奥行きが出るように撮影してみました

勢いでさらに歩いてもよかったのですが、さすがにしんどいのでメトロで Porte Mailot 駅まで移動し、そっから無料のシャトルバス(Navette)でロンシャン競馬場へ。とうとうやってきましたよ♪

建物 スタンドからの馬場
メインの建物です 通路と座席の区別がなく下に降りるのも一苦労
馬場 スタンド全体
馬場はかなり広いです シャトルバスから見たスタンド全体。
シャンパンスタンド 英語/日本語用発売窓口
モエレシャンドン結構高いのにみんなフルボトルを
カパカパ行っててショック。
英語/日本語用発売窓口。たぶん凱旋門賞だけだと思うけど。

場内もある程度探検したので馬券を買うことにしました。競馬場内では基本的に口頭で購入するのですが、フランス語はわからんし、日本語窓口は結構時間かかりそうだし。そうだ、マークカードなら何とかなるやろ、って思ったら…塗り方がわからん(爆)

マークカード

とりあえず塗ってフランス人窓口で「シルヴプレ(s'il vous plait = お願いします)」と出したところ、5枚中4枚がマークミスでNG。窓口のおばちゃんもどう塗るのが正しいかわからない様子。本来マークカードは場外購入(PMU)用で、場内で塗り方を教えてくれる人はまずいないと思っていいです。というわけで競馬場内では、日本人は日本語が通じる窓口にて口頭買いするのが確実です(苦笑)

さて、いよいよ凱旋門賞の発走です。本馬場入場はたまたま柵のすぐ横に立てたので日本馬2頭をしっかり撮影することができました。

ナカヤマフェスタ ヴィクトワールピサ
ナカヤマフェスタ ヴィクトワールピサ

レースは基本的にターフビジョン(とは言わんやろけど)を眺めてました。直線でナカヤマフェスタが先頭にたったときは思いきり蛯名吠え。最後頭差で負けたとき悔しくて涙がこぼれてしまいました。「負けたぁ…」って旦那に国際電話したら「そーなん?こっち(日本)はまだ放送してないけど」って言われちゃいましたが(苦笑)

審議が長びいて、レースが確定したのは終わってから30分後ぐらいだったでしょうか。今回ナカヤマフェスタはさほど人気がなかったため高配当となり、数百ユーロを払い戻してもらっている日本人を数人目撃しました。私はナカヤマフェスタの複勝と、ひとつ前のレース(QATER PRIX DE LA FORET)のペリエの馬(GOLDIKOVA)の単勝で20ユーロ払い戻し。入場券代+馬券代、ってところです。ちなみにフランスの馬券は感熱紙なので、JRA と比較すると何となくしょぼく思えてしまう…

払い戻し通知画面 当たり馬券
払い戻し通知画面 私の当たり馬券。右がナカヤマフェスタ複勝

払い戻しが終わり次第、競馬場を後にして La Défance へ。パリの歴史軸の西端にある Grande Arche を見るためです。とにかく端から端まで制覇、っと。

Grande Arche

シャルル・ド・ゴール広場まで戻り、今後はエトワール凱旋門の上に登ってみることにしました。といっても螺旋階段しか登る手段がなく死ぬかと思った…。

螺旋階段 構造
螺旋階段の一番上から見下ろした景色。嫌でしょ? 中は3階建てで小さな博物館になっています

上まで登ったときには日没近かったので、夕暮れから夜に変わっていくパリを眺めていました。これにてパリ全景も見納めでございます。

LA DEFANCE 方面 サクレ・クール寺院方面
La Défance の高層ビル群 山の上にあるのがサクレ・クール寺院
エッフェル塔方面 シャンゼリゼ通り方面(夜)
エッフェル塔とモンパルナスタワー 夜のシャンゼリゼ通り。クリスマスには木もライトアップされるらしい。

晩御飯はシャンゼリゼ通りの Chez Clément で。この日はコースではなく、アラカルトでラビオリとデュオタルタルを注文。タルタルはおいしかったな。

ラビオリ タルタル
ラビオリはちょっとジャリっとか言うた気が(苦笑) 牛肉と白身魚の2種類のタルタルはうまかったです

食事中にものすごく雨が降って心配していたのですが、店を出るころにはすっかり止んでいました。よかったよかった。


10月4日(月)−「初」海外旅行7・エピローグ

出発までに余裕があったので、少しだけホテル近くのサン・マルタン運河周辺を散歩しました。前日の雨のせいか増水していましたが、街並みと調和していていい雰囲気です。なお、もう少しセーヌ川に近いところでは遊覧船も運行されているようです。

運河と街並み

途中で荷物運搬船が来たので可動橋の動きを見ることができました。ラッキーっす。

動き1 動き2
船が通りすぎました 元の位置に向かって回転しはじめます
動き3 動き4
戻っていって また車が通り始めました

こんな風に回転する橋は日本にはたぶんないよね?跳ね橋なら何回か見たことあるんだけど。


昼前にシャルル・ド・ゴール空港に着いたら空港大混雑。ようやくゲートについたらもう搭乗開始されてました。少しお腹がすいていたので自販機でお菓子を買おうとしたら、最後の一個だったため取り出し口にうまく商品が落ちず、お金だけ取られるという不幸なできごとにここに来て見舞われるし(周辺に係員みたいな人もいなくてどうしようもなかった)。

飛行機内ではシャンパン飲んで、赤ワイン飲んで、と好き放題してました。こんだけアルコール摂取したら大阪まで快適に寝られるやろう、と思ってたのに、いつものフライトと変わらず1〜2時間ごとに起きてしまった。うまくいかないもんやねぇ。

シャンパン 赤ワイン
Champagne: Heidsieck Monopole Blue Top Red wine: Vin de Pays d'Oc 2009 la Baume
晩御飯 ヌードル
晩御飯:左下の鶏肉のフリカッセがうまかった 夜食:カップヌードルスパイシー(英語版)

日本時間 10/5 9:00 頃関空到着。迎えに来てくれた旦那にスーツケース渡したら「重すぎて慣性が働いて制御不能になってるがな」って文句言われました。そりゃそうだ、シャルル・ド・ゴール空港のカウンターで重量見たら 19kg ちょいあったもん。普段の海外出張と違ってお土産もパンパンに入ってたし。

帰宅後は疲れを取るためにゆっくり寝るか、と思っていたのですが、仕事でトラブルが発生したため、会社とのメールや電話の応酬にて午後はつぶれました。締めが微妙ですが、とにかく旅行終了でございます。

いろいろあったけどほぼ予定通りの観光ができたし、大きなトラブルにも見舞われなかったし、楽しかったー♪


で、帰国してから食べた、我が家向けみやげの状況についてご報告申し上げます。

ザッハトルテ チーズ
ウィーン:ザッハトルテ (Liliput size) ウィーン:Roter Mönch mit Birne チーズ
おいしいが味も甘味も何となく濃いので、
ブラックコーヒーかストレートティー、濃い緑茶などが必須。
ウォッシュタイプで風味が強いため(軽いアンモニア臭)、
私が酒のあてとしてぼちぼち食べることに。
バノンチーズ ブリーチーズ
パリ:バノンチーズ パリ:ブリーチーズ
葉っぱでくるまれているのが珍しくて購入。
ウォッシュタイプで風味が激しすぎて(えげつないアンモニア臭)
食べられず…処分orz
カルフールブランド 1.9 ユーロ。
(日本じゃこんな値段で買えない)
柑橘系のような後味もいい感じ。

ウォッシュタイプのチーズ2種については、わけもわからず皮(カビ)の部分を食べたのも敗因ぽいので、日本で見かけたら買って再チャレンジしてもいいなと思っています。


10月10日(日)−近況

そんなわけで2か月近くご無沙汰でした。仕事忙しいもあったけど、旅行で頭がいっぱい、とかもあってさぼってました。twitter には適度につぶやいてはいましたが。

せっかくリフレッシュしてきたので、また火曜日からがんばるつもりです。しかしながら、まずは仕事よりも 10/17(日)の情報処理技術者試験を何とかせんとなぁ…勉強ほとんどできてない(爆)


mcquen@nnn.ac