ひぐらし。(1999年7月)


7月31日(土)

7月30日(金)

旅行のためウヤ。土産話は8月の日記などでぼちぼち書きます。

# ウヤ……鉄道用語で「運休」のこと。たぶん「ウんてんヤすみ」の略。


7月29日(木)

昨日まっくいんからこんなメールが来ました。
「ロッテリアのえび25%増量エビバーガーでも食べようかな。」

甘い!

きみはだまされているかもしれないぞ!

あのコマーシャル,「えび1匹の大きさが25%大きくなった」といっているだけですよね。5匹入っていたのが4匹になっているとしたら,えびの量は変わらないではないですか。って,私がヒネくれているだけかな?!

おととい書いた理髪店の話ですが,昔は年の瀬なんか朝の5時から深夜2時まで営業したこともあったそうです。もしそうだとしても,1人あたり15分以下であることに代わりはないですし,それ以前にそれだけ途切れずにお客が来たということにも驚きます。

明日から旅に出ます。日曜日には帰ってくる予定ですが,それまで「ひぐらし。」の更新はお休みします。その間はまっくいんにがんばってもらいましょう(笑)。みなさん,ごきげんよう。


7月28日(水)

今日夏の旅行に使うきっぷを買いに旅行会社に行ってきました。今回初めて「連続乗車券」というものを手にしました。第1券片が西国分寺発長崎行き,第2券片が長崎発かるが浜行き。なぜこんなヘンな乗車券を買ったのか,それはそのうち「旅行記」のコーナーかここに載ることでしょう。

けど,この乗車券「8月1日から11日間有効」と書いてあるけど(11は手書き)本当は12日間有効なんだよな……まいっか。


7月27日(火)

今日ついに散髪に行ってきた。勤労学生を始める前から行きたいなぁ,とは思っていたのだけれどなかなか時間が取れず,勤労学生中はさすがに行く気になれず,中休みの20日は第3火曜日で行き付けの理髪店がお休みで,やっと今日念願を果たした(そんな大袈裟なことじゃないけど)

この理髪店,3歳のころから父に連れられて通っていて,自分の記憶する限り別の理髪店に行った覚えがない。こんな人間も珍しいかな。

で,いつもいろいろ雑談してくるのだけど,今日聞いたところによると,理髪店の世界には

1日に75人散髪した人がいる

とのこと。洗髪とかのサービスをあまりしない大衆理容店での話らしいのだが,それでも1人何分でやったのか……興味のある方は推測してみてください。


7月26日(月)

実は私,飛行機に乗ったことがありません。

未だに飛行機が必要なほど大急ぎで移動しなければならない用事とか,飛行機でないと行けないようなところに行こうと思ったことがないからですが。

明日からは別の話題について書くよう努力したいと思っています。長らくのお付き合いありがとうございました。


7月25日(日)

東京都の多摩地方に住んでいる友人が,あの日「異常なほど低空飛行をする飛行機の轟音」を聞いていたそうです。夜のニュースで事件を知ったとのことですが,背筋が寒くなったと言っていました。

哀しいほど沈着冷静に乗員乗客,そして飛行区域の住民のみなさんの命を救ってくださった長島直之機長に,深い感謝を捧げます。けれども,いくら私たちが祈ろうとも,取り返しはつかないのです。


7月24日(土)

杜撰な管理をしている全日空にも非がないわけではないが,とうてい許すことができない事件でした。「模倣犯」が絶対出ませんように。


7月23日(金)

昨日のつづきを書こうと思ったんだけど。

全日空61便の機長様のご冥福を心よりお祈りいたします。

今日はこれだけにさせてください。


7月22日(木)

実は,19日の日記に「勤労学生も今日でおしまい」と書きましたが,1日休んで21日からまた5日連続で勤労学生やってます。

バイト先の塾には紅茶のティーバッグ,インスタントコーヒーとポットのお湯が備え付けてあって,生徒が自由に飲めるようになっています。もちろん講師も飲み放題で,私は1回の授業とその前後でストレートの紅茶を3杯くらい飲むわけですが,それにまつわるお話。

生徒A:「講師室行ってくるね」
生徒B:「あ,じゃあ入れてきて」
生徒A:「どうする?」
生徒B:「クリープ2杯」
生徒A:「わかった」

もうオチはわかったと思いますが,生徒Aは紙コップにクリープを2杯と砂糖を1杯入れ,お湯を注いでかき回したものを持って教室に戻ったわけです。それからひとしきりその白い飲み物をめぐって盛り上がっていました。みんな「まずい」という中に1人だけ「おいしい」という人がいました。スキムミルクみたいなものだと考えれば……

舌足らずが招いた災難というのはあちこちでよくある話でしょうが,私は過去にこの塾でもっとひどい災難に遭っています。その話はまた明日ということで。


7月21日(水)

昨日の続き。昼の13時にリマを出発したバスは,5日目の朝にブエノスアイレスのバスターミナルに到着した。運賃は日本円にして17000円ほど。途中ホテルで一泊するほかは車中泊。

とはいうものの,取材していたバスは時間の関係で真っ昼間にホテルに着いて「出発は明朝3時です」おいおい,と思って見ていたら「国境で入国手続きに手間取ることを考えて,やっぱり1時に出発します」だって。

かと思えば,麻薬の密輸を警戒して一晩に4回も検問に遭い,そのたびに乗客全員起こされて身体検査+荷物検査。ひたすら過酷な旅でございました。

なにより驚いたのが,5000キロを5日かけて走ってきた2人の運転士は,2日後にはまたリマに向けて出発するんだそうです。お気をつけて。


7月20日(火・祝)

起きたら昼だった。右ひじのところに2ヶ所,虫刺されがあった。そして,それは今でも消えない。かゆくはないんだけど。

夕方,NHKで「ペルーのリマからアルゼンチンのブエノスアイレスまで走る高速バス」というのを紹介していた。その距離5000キロ。2人の運転士が交代でひたすら走る。さて,所要時間はどれくらいでしょう?

答えは明日のこの欄で。


7月19日(月)

5日連続勤労学生も今日でおしまい。初めから5日で終わると思ってやっているせいか,最終日には 残りヒットポイント1 になるのが常である。

帰ってきたとたんバタンきゅう……となりそうなものだけど,毎日それから明日の予習をして寝ていたもので帰ってきても目が冴えていたりするんだよね。結局26時ごろ就寝。


7月18日(日)

今日,天王寺駅で人とすれ違ったとき,ん?と思った。で,振り返って みると

ミホノブルボンのぬいぐるみ(2L)

を首から下げたおぢさんが歩いていた。一瞬のことだったから「首から下げた」という表現は正しくないかもしれないが,少なくとも手を使わずに支えていたことだけは間違いない。

いったい,あの人は何者だろう?!


7月17日(土)

昨日テレビで見て驚いたこと。(それなら昨日の項に書けばよかったんだけど,忘れてた)

「ロッコーオロシ」という馬がいる。

補足。ヘンな名前だから驚いたのではありません。レーシングプログラムを1冊眺めたらこれくらいヘンな名前の馬は3頭ぐらい載っていますよね。ぢゃ,何に驚いたのかっていうと,

「ロッコーオロシ」っていう名の馬は今までいなかったんだね(笑)


7月16日(金)

今日は気分的な贅沢をしようと思いまして,1日3本,土休日運休の乗り物で出勤することにいたしました。

ふだんの経路は京阪寝屋川市駅から京橋で環状線に乗り換えて天王寺へ向かうのですが,今日は寝屋川市駅から京阪京橋行きのバスに乗りました。発車時刻は平日の 8:00, 11:13, 14:13。私が乗ったのは今日の終バスです(笑)。

途中守口市駅までは30分に1本走っているのでたくさん乗っていますが,守口市を過ぎるとまばらになり,千林でついに2人に。あ,2人というのは

私と運転士

ですよ,念のため。降り際に運転士に声をかけたら

「こんなとこめったに乗る客おれへんわ」

そりゃそうだ。ちなみに,電車なら所要10分強,運賃260円の道のりをこのバスは1時間15分かけて走り,私の支払った運賃は290円。いい気分転換になりました。


7月15日(木)

今日から5日間連続で勤労学生なんで,更新が滞るおそれがございます。……って,これ書いているのも17日午前1時なんですが。

5日連続の夏期講習をやると,曜日の感覚はまったくなくなってしまいます。「1日目」「2日目」……「最終日」というだけ。それでも,土休日かどうかだけは把握しておかないと,帰りの電車の本数が全然違いますからねぇ。それに,土休日回数券の使用の可否も。


7月14日(水)

ページの改装が終わってちょっとホッとしています。よろしければ掲示板やメールでご感想などいただけるとうれしいです。

「このページは競馬系なのか?」とか「このページは鉄道系なのか?」とか疑問をもっていらっしゃる方にお答えしましょう。

わかりません。

現状をありのままに申し上げますと,競馬の話は書いてあるけれど他のページと比べて専門的というわけではなく,鉄道の話も書いてあるけれど他のページと比べて専門的というわけではありません。まっくいんとみならいがその時の気分で書きたいことを書くページ,というくらいの認識でご覧いただければありがたいと思います。


7月13日(火)

今日で「ひぐらし。」は休まず10日続いたことになる。自分でもこんなに続くとは思っていなかった(笑)ので,ファイル名を変更して,ついでに日付のところにアンカーを埋め込むことにする。でも,過去の日記にリンクを張るなんてことはこの先あるのだろうか?


7月12日(月)

夜まっくいんに電話したら

「地下鉄の定期券がぁ」

という話をされた。(「つれづれなるままに…」の7月12日の欄参照)

そこで机の上にあった大阪市交通局発行の「市営交通のご案内」を広げて

「西梅田の定期券売り場は 10:00〜19:00 だけど梅田駅は 7:00〜19:00 だし,東梅田は 8:30〜19:00 だって書いてあるよ。」

と答えた。「買いに行く前に聞けばいいのに」と冷静にツッ込むと,彼女はダウンしてしまった。


7月11日(日)

眼が覚めたら,13時だった。朝食(?)をとり,しばらくして妹と一緒におやつを食べ,寝転がったら18時だった。これでは日記のネタがない。

と思っていたところに,まっくいんからメールが来た。無断転載してもまあいいだろう。

「切符の梅田の 田 はなぜ × なんだろう」

阪急梅田駅できっぷを買うと,確かに梅田の田の字が「□の中に×」になっている。その本当の理由は知らないが,これまで聞いた中で一番もっともらしい説を紹介することにしよう。

その昔,まだ自動改札機なんかなかった頃は改札係がきっぷを集めているわけだが,きっぷは小さいので指で持つと券面が見にくい。例えば,きっぷの左の方を持てば梅田か池田か富田か園田か山田か吹田かわからない。そんな不正乗車が多かったので,とりあえず一番利用者の多い「梅田」をなんとかしよう,と考えてできたらしい。はじめに書いたようにこれも一つの仮説だから念のため。

だけど,ラガールカードを改札機に通しても「□の中に×」の字が印字されるというのはやりすぎだと思う。


7月10日(土)

今朝「さあ,今日もガンバルぞ!」と家を出ようとしたそのときに,実は今日印刷する原稿に間違いがあることに気が付いて,15分ほどで慌てて直して出力し直す。急いで塾に向かったら,シャッターが閉まっていた。30分ほど遅れてやってきた先生に事情を聞くと「高速で捕まった」とのこと。49キロオーバーじゃ仕方ないか。

印刷機は今日も快調に仕事をしてくれたのだが,実は大変なのは印刷が終わってからで,五十数ページを八十余部丁合してルーズリーフファイルに綴じるための穴を開ける作業に印刷時間の約3倍を費やす。「この作業を楽にできないか?」と少し議論をするが,この頻度なら下手に考えるより人海戦術の方が安上がりとの結論に達する。次にこの作業をするのは8月末,すなわち2学期の授業が始まる前……

のはずだが,2学期に使うべきテキストの原稿はまだ1ページも出来ていないから,どうなるかはわからない。いや,どうにかしなければいけないんだけど。間に合うのか?!


7月9日(金)

高校時代,文化祭の準備をするために生徒会室でよく印刷機と格闘していました。そのころあったのは学校の印刷室で使い終わったお古でございまして,ちっとも思ったとおり動いてくれず,手は真っ黒になるし紙は無駄になるし……

先日から,ときどきバイト先で印刷機と格闘することになっています。塾講師なのですが,テキストを自分で作って印刷するわけです。ただ,うちの塾はこじんまりとしているので印刷機などなく,近くの系列の塾まで紙と原稿を台車に載せてゴロゴロ運んで行って,印刷を終えてまたゴロゴロ運んで戻ってくる。天王寺の繁華街で挙動不審者を見掛けたら,それは私です。

ついにうちの塾も印刷機をリースしまして,挙動不審はまぬがれることになりました。今日はその印刷機と格闘する……はずだったのに。

私の格闘している印刷機はすべて同じメーカのものだが,格段に進化しているのであります!今日は4000枚以上印刷したのに,紙詰まりは一度もしないし,出てきた紙を揃える必要もない(というより勝手に揃ってしまう)し,手がインクまみれになることもない。そのうえ,製版したときに1枚もれなく出てくるテストプリントの品質があまりにもよいので,そのまま使ってしまった。高校時代は「テストプリントを4〜5枚出しているうちにやっとインクがのってくる」てな感じだったのに。

確かにこのメーカでも開発担当の人々が日々努力しているんだろうから当然といえば当然だけれど,あまりの使い勝手の良さについ書いてしまいました。


7月8日(木)

コバンザメという名の魚がいる。ご存じの方も多いと思うが,自分で泳ぐのは面倒だからでかい魚に吸盤で張り付いておいて運んでもらおう,という魚である。

なぜコバンザメという名前なのか。答えは頭の上についている吸盤がちょうど小判のような模様になっているから。日本人から見ればあまりに安直なネーミングだが,じゃ,英語では何というのだろう,という話をテレビでやってた。その答えは……

ヒッチハイク・フィッシュ。

なるほど。でも,もっと恐ろしいものを見た。とあるレストランのメニューに「舌平目ランチ」と書いてあって,その英訳が……

フラット・フィッシュ・ランチ。

7月7日(水)

くだんの旅行代理店に行ってきっぷを引き取る。しばらく待ったあと「何日出発の分ですか?」と聞かれたので「8月6日です」と答えると,名前も聞かれずにきっぷが出てくる。確かに最近ほとんどこの店で手配をしているけれど,そんなに名前を覚えられるようなことはしていないはず。なぜだぁ。

常識的に解釈すれば,その日出発で頼んでいたのが私一人,ということになるだろうけれど,きっぷの表示からすれば昨日発券した18枚目と19枚目なんだけどなぁ……

ま,無事所望の指定が取れたからいいんだけどさ。


7月6日(火)

今日,私は電話を待っていた。その電話は旅行代理店からのもので,「今日発売の指定券が無事取れましたよ」という内容のはずである。取れていなかったら……私は泣くしかない。8月6日の夜 21:30 ごろまで天王寺にいる必要があるのだが,7日の朝 10:00 には長崎駅に着いていたい。
これがなかなかシビアな要求なんだな。夜行バスは出たあとだし。東京発長崎行寝台特急「さくら」じゃ着いたら昼だし。

私が見つけた解決策は「のぞみ」に乗って京都発長崎行寝台特急「あかつき」に岡山で追い付く,というもの。「あかつき」には1両だけレガートシートという名の座席車両があって,安上がりだからそこに乗りたいが時刻表の車両図を見たら20席しかない。無事取れますように……

電話がかかってきた。
女性の声「もしもし,石井さんのお宅ですか」
みならい「はい」
女性の声「こちら NTT パートナーの○○○と申しますが」
みならい(がくっ)
女性の声「今日は電話料金の割引の件でお電話差し上げたのですが,ご主人様でしょうか?」
みならい「いいえ」
女性の声「電話料金の割引については奥さまが管理していらっしゃるのですか?」
みならい「はぁ?!」

私は「ご主人様ではない」と答えたんだけどなぁ。それでも「奥さま」になるのか?
次にかかってきた電話は無言だった。その次は振り袖レンタル業者だった。妹がそういうお年頃。もちろん,にべもなく電話は切られた。その次はうちの母親で,今日は遅くなるから夕食の支度をしてくれとのこと。
その次がやっとお目当ての電話で,無事取れたとのこと。現物を見るまで安心はできないが(?)とりあえずホッと一息ついたのでした。ちなみに,今日の夕食はツナオムレツと謎のスープでございました。


7月5日(月)

昨日のつづき。

うちのパソコンは4年ほど前に購入したもので,CPU は Pentuim 133MHz, メモリが48メガバイト,ハードディスクが1ギガ+2ギガバイト。今となっては少々非力の感が否めなくなってきてはいるけれど,ふだんは FreeBSD が快適に動いております。

1ギガバイトのハードディスクの方が2つに分けてあって,C ドライブと D ドライブになっているわけです。2ギガバイトの方は FreeBSD 用です。

昔はこの1ギガバイトのハードディスクと48メガバイトのメモリで Word97 を動かした覚えがあるのだけれど,動いてくれないものは仕方ない。泣く泣くあきらめて,アンインストールをしました。

「明日提出なんだから早く使わせろ」と要求する人一人。仕方がないので,Office95 の方を出してきてカスタムインストールしたら,一発で動きました。初めからそうすりゃよかったなぁ,と思いながら,いやーな予感がして C:\windows を見たら,案の定,MSOFF97.DLL がまだ存在したので即座にゴミ箱に放り込みました。ここまでで2時間経過。

妹を呼んできてしばらく放っておくと,文書ができまして,その1ページの文書は無事印刷できました。これは Windows や Word が偉いわけではなく,当然の結果であります。

がしかーし。

次にレタリングの見本を作ろうと,48ポイントの文字をいくつか並べた文書を作り,印刷すると,プリンタのランプが点滅するだけで,印刷ができません。こんな状態になったことがないので,仕方なくその某社のレーザープリンタの取り扱い説明書を取り出してきて読むと……

エラーボタンの点滅:プリンタのメモリが足りません。

即座に Windows を終了して,FreeBSD でやるとすぐに出力されたのでした。あぁ,疲れた。

一応補足しておくと,FreeBSD で私が使った手法では,コンピュータの方で文字をビットマップに展開してビットマップをプリンタに送って印刷しています。Windows はビットマップへの展開をプリンタにやらせようとして,プリンタがメモリ不足に陥ったと考えられます。……Windows よ,メモリ不足になったら自分で展開してやろうと思わないのか?


7月4日(日)

今日うちの妹がやってきて,「ワープロを使わしてほしい」というのです。

大半の人は驚くでしょうが,うちのパソコンに「ワープロ」なるソフトは入っていません。一応 Windows 95 とかいう OS は入っているけれど,めったに起動することはないんです。もはや存在理由は,ほぼ DERIVE という数式処理ソフトを動かすためと,MARS というソフトを動かすための2点なんです。それとて,実は両方とも DOS で動くソフトだから,Windows は必要ないんですね。昨年の年末,父親のリクエストで年賀状用宛名書きソフトを購入したから,これがほぼ唯一の Windows ソフトといっても過言ではありません。

ふだんは今はやりの PC-UNIX の一つである FreeBSD が稼働していまして,メールを読むのも,ネットサーフィンをするのも,レポートを書くのも,ぜんぶ FreeBSD の仕事になっています。

かといって,うちの妹にいきなり FreeBSD を使わせるわけにもいかないので,ハードディスクの200メガバイトほどの空きを利用してそこに MS-Word を入れることにしました。昔の名残で私の手元には MS-Office 95 と Office 97 の CD-ROM があるんですよ。不法コピーじゃないですから,念のため。

がしかーし。

ハードディスクの空きが少ないから迷うことなくカスタムセットアップを選択して Word97 だけをインストールしようとするのですが,うまくいかないんです。何回かアンインストールとインストールを繰り返した結果出てきたメッセージが,

必要なファイル MSOFF97.DLL が見つかりません。

仕方がないので CD-ROM から C:\windows に手作業でコピーして,念のために一度再起動。なんでこんなことをしなければいけないのか,と思った結果出てきたメッセージが,

ハードディスクもしくはメモリが足りないので起動できません。

空きの少ない C ドライブにインストールしたから,仮想メモリが取れないのかもしれないですね。仕方がないのでまたアンインストールして,主にデータを保管している D ドライブにインストールし直すことにしましょう。すると……

ハードディスクもしくはメモリが足りないので起動できません。

足りないのはメモリなのかい!書くのに疲れてきたので続きはまた明日。


実は,7月4日のところに書いた怒りが「ひぐらし。」連載を始めるきっかけとなった。このことは,たぶんあまり知られていない。

minarai@nnn.ac