つれづれなるままに…(2008/12)


12月3日(水)−変わらんねぇ・3

本日は私が最初に所属していた部署の関係者による飲み会でした。トータル10名。年に1回ぐらいは集まってるはずなのですが、去年は私が海外出張中に開催されたので、みんなに会うのは約2年ぶりぐらいだったのかな、確か。

私が入社したのは9年前だから、当然私も含めてみんなそれだけトシ食ってるわけだし業務も転々としてるわけですが、何か全く変わらない雰囲気でいろいろな話ができました。こうやって人付き合いが継続していくこと、その輪に自分が入っていること。すごく嬉しいことです。


12月5日(金)−北の冬の旅(1)・じん、じん、じんぎすかーん♪

旦那が冬期講習に入る前の恒例冬旅行。今回のコンセプトは温泉入ってうまいもん食べてくつろぐ、ってゆー…めっちゃ普通や。嫁が海外出張でためこんだマイルを使い、到着したのは新千歳空港。はい、昨年に引き続いて北海道にやって参りました。天気はどしゃ降り…つまり暖かいということですな。

さっそくJR、地下鉄、タクシーと乗り継いで向かったのはツキサップじんぎすかんクラブ。北海道と言えばやはりジンギスカンですねー。普通は暖かい季節に屋外で食べるんでしょうけど。ここでは生マトンを多少赤い部分が残る程度に焼いて、やや濃い目のタレにつけて食べるのですが、これが旨い。羊肉なのに全く臭みがなく旨味がたっぷりというのは驚き。また、したたる肉汁をまぶした焼き野菜もおいしかったです。締めのソフトクリームはバニラと杏仁豆腐味で、コーンの先端までクリームが入っていたのもすばらしかったです。

ジンギスカン

帰りのタクシーでは近くの白樺並木と落葉松並木によってもらいました。晴れてたら散歩したかったけどね。大阪では見られない景色に車窓から感動です。

あとはJRでぼちぼち宿に向かうだけ。札幌競馬場って札幌駅からかなり近いのね。そのうち夏競馬見に来たいもんだ…、って感想も抱いたりしつつ小樽駅に到着。次の電車が来るまでの時間に、会社用に「白い恋人」をとっとと購入。あと、Kitaca のキャラクターであるムササビくん(正式名称しらん)の液晶クリーナーがあまりにかわいくて衝動買いしました。家帰って調べたらムササビじゃなくてエゾモモンガで、しかも名前はまだない、だったのですけどね。

ニセコ駅から車で本日のお宿である鯉川温泉旅館へ。ここは明治32年創業の、日本秘湯を守る会会員の旅館。宿泊する部屋は2階にあり、避難ロープがいい雰囲気を醸しだしています(謎)。

ひなんロープ

早速お風呂へ入ってみると肌へのお湯の当たりがやさしい。あと、短時間でも身体がすごく温まったので、すぐに気に入ってしまいました。

さて、本日の晩御飯です。

秘湯ビール
秘湯ビール(日本秘湯を守る会会員旅館限定)
お膳
お膳で出てきました
たらのたらこあんかけ
タラのタラコあんかけ
炊き合わせ
左下には炊き合わせが
お吸い物
焼きつけたホタテの入ったお吸い物
鮭つみれ鍋
ふわふわの鮭つみれ鍋

まずは秘湯ビール。名前がネタ極まりないけど(ぉぃ)、天然ブナ酵母のおかげなのか口当たりがまろやかでうまかった。お料理は一品一品が丁寧に作られていてこれもおいしい。特にふわふわの鮭のつみれがよかったです。量もちょうどよくお腹いっぱいになりました。

食後しばらく部屋でのんびりしてから今度は露天風呂に行ってみました。湯船のそばに小さな滝があり、積もった雪と滝を見ながら至福のひとときを過ごしました。本当はずっとつかっていたかったけどね。

というわけで、2日目に続く。


12月6日(土)−北の冬の旅(2)・ふろいでしぇーねるげってるふんけん♪

朝起きると前日とはうって変わって粉雪が舞ってました。せっかくなので宿の近くにある湧水ポイントまで散歩。甘露水というお水をペットボトル2本分汲んできました。味は確かにほんのり甘みがありました。

甘露水汲み場

普段縁がないので、トレッキングシューズで妙に喜んで雪を踏みしめたりしてたのは子供ですかねぇ。まぁ転びそうになって怖かったりもしたんですけどね。

それから朝風呂へ。露天風呂独り占め状態でしたので、せっかくだからと写真を撮りました(写真は旦那撮影のもの)。滝と雪を見ながら入浴する雰囲気が伝わるでしょうか?しんしんと雪が降る中の露天風呂もなかなかよいですよ。吹雪だったらそれは泣くが…

滝見雪見露天風呂

おいしい朝御飯をいただいて9時前にニセコ駅へ。この時間から電車を乗り継ぐとちょうどお昼前に札幌につくんですね。地下鉄を乗り継ぎ、目的地の soup curry yellow さんへ。北海道といえばスープカレーも食べないとね。

うちらが入ったのがちょうど12時前で割とすぐに座れてんけど、その後すごい行列が…運がよかったみたい。それでも店内は満席で、出てくるまで30分近く待ちました。で、旦那の注文が野菜チキンカリーで、嫁の注文がプリプリ海老とじっくり煮込んだ大根のカリー。辛さは普通。

野菜チキンカリー
野菜チキンカリー
プリプリ海老とじっくり煮込んだ大根のカリー
プリプリ海老とじっくり煮込んだ大根のカリー

スープカレー自体は初めて食べてんけど、だしがきいていて(という表現が正しいのかわからないけど)、具も大ぶりでかつ柔らかくてすごくおいしかったです。あと、煮大根とカレースープって意外と合うのね。ちなみに「普通の辛さ」私にはちょっと辛すぎました…でも、「辛くない」ってのを選ぶと何か負けた気がして頼めなかったのよね。


さて、コンビニなどで食料を買いこみ、いよいよトワイライトエクスプレスに乗車でございます。旦那も嫁も一度は乗ってみたいと思っていたこの列車、今回は奮発してロイヤル(A寝台個室)。旦那が撮影に行ってしまったため、嫁は一人でホームの乗車口にて待っていたのですが、他がツーショットばかりでちと寂しい…。しかし乗車してロイヤルの部屋を見た瞬間、

「いやー、すご〜い♪」

文字にするとバカっぽいけど本気で歓声上げてしまいました。写真を撮って帰ってきた旦那はあまりに上機嫌な嫁に驚いてました…では、そんなロイヤルの設備の一部をご紹介しませう。

小さなテーブル
オレンジの照明がムード満点
スリッパ(お持ち帰り可)
スリッパ(お持ち帰り可)
トラベルセット
トラベルセット(お持ち帰り可)
天井には BOSE
天井には BOSE スピーカー
モニター/クローゼット
モニターやクローゼットもあります
水廻り系
シャワー・トイレ・洗面所

発車してしばらくするとウェルカムドリンクのサービスがありました。コーヒーカップにもトワイライトエクスプレスのロゴが…。おーいお茶の缶は新幹線のホームにあるのと一緒でスリム缶やなぁ…。あと、雰囲気につられて、北海道限定のバニラアイスも1個買っちゃいました。

ウェルカムドリンク

でまぁ、折角なので、いい音楽と共にお茶を楽しもうではないか、と備えつけの音楽サービスをかけてみることに。ジャンルは4つあって、ベートーヴェン特集/高橋真梨子特集/洋楽/辛島美登里特集…。どれも微妙でしたが、お茶にふさわしい(?)ベートーヴェンにしました。ベートーヴェン特集は、ピアノソナタの悲愴と月光がかかって、それからベルリンフィルとカラヤンによる第九の第4楽章(だからタイトルが "Freude, schöner Gütterfunken" なんですね)。有名なやつばっかりやなぁ、と思っていたら、何とこの音楽番組1時間で終了し再び悲愴が(苦笑)。飛行機の音楽番組でも2時間はあったはずやで普通…。でも何だかんだ言いながら大阪着くまでに結果的に第九を4回聴いたんだけどね。

夕方になって、いよいよ本日のメイン、フランス料理フルコース。うちら夫婦がフレンチフルコースを自主的に食べるのはおそらく初めてです。セーター/フリースのラフな格好からワイシャツ/ブラウスにややきっちりした服装に着替えていざダイナープレヤデスへ。本日のメニューは次の通りです。

上質な空間
上質な空間
前菜
タスマニアサーモンのガレット 大根のサラダ添え
スープ
かぶらと金時人参のスープ
魚メイン
鱈ポワレと白子のベーニェ
フレッシュビーツのジューとセロリのピューレ添え
肉メイン
黒毛和牛のサーロインステーキ
トリュフのソース
デザート
タタン風りんごのキャラメル煮と
シナモンのアイスクリーム

食前酒のスパークリングワインで「ルネッサ〜ンス♪」をやって(さすがに声には出さなかったけど)、すべての料理をおいしく頂きました。特にサーロインステーキはまじでうまかった。口に入れると肉汁がしみ出してきて満面の笑みを二人とも浮かべるという…。スタッフの方々の接客やサービスもこれ以上ないでしょう、っていうぐらいすばらしかったです。めちゃめちゃ満足しました。

部屋に戻ってきて…休憩のはずが二人ともベッドで爆睡。1時間ちょっとしてから目が覚めて、グッズを買うために再度ダイナープレヤデスへ。「グッズ見せて頂きたいんですけど」とお願いすると、スタッフの中で一番若そうなおねえさんが一生懸命商品の説明をしてくれました。で、絵葉書とストラップとキャンディ缶を購入。普段そんなに買わないのにねぇ。

外の雪景色を眺めながら「明日は予定通り大阪に着くんやろか」と不安にかられつつ就寝。3日目に続く。


12月7日(日)−北の冬の旅(3)・いーいひー、たびーだちー♪

朝起きてみたところ定時運転でした。ちょっとびっくりです(ぉぃ)。8:00ごろモーニングコーヒーと朝刊のサービスがあったのでそれに合わせて朝ご飯。前日に札幌で買ったパンをかじってました。

途中敦賀で機関車交換のため停車。このとき20分ぐらい停車する、ってことで絶好の撮影タイム。私も降りて伸びをしながら撮影してるみなさんを眺めてました。発車後は車掌さんによる敦賀〜新疋田間のループ線解説がついてました。これがものすごく詳しくてわかりやすく旦那がすごく感激してました。

福井県から滋賀県に入ったところで雪もなくなり、どんどん見慣れた景色に…そして定刻通り大阪駅に到着。トータル23時間の旅は終わりを告げたのでした。乗車できて本当によかったし、すごく楽しかったです。


で、一度家に帰って荷物を片付けてから、今度は神戸ルミナリエに行きました。我が家の恒例行事ですので。

入口 東遊園地

今年は初めて「震災メモリアルモニュメント」を訪れました。2000年にできたらしいのですが、なぜかこの日まで存在を知らず…犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。


12月15日(月)−結果発表

今までで最悪の成績でした。だって午後II採点されてなかったんだもん。来年の試験への取り組み方について真剣に検討中。


12月16日(火)−悪夢・ふたたび

先月半泣きになって書いたレポートの部署内発表会がありました。

プレゼン資料は気合でどうにか書いたのですが、プレゼンはぼろぼろでした。質問されて黙ってしまうことが何度か…あー情けねぇ。勉強が足りないことを証明し倒す結果となったのでした、はぁ。


12月19日(金)−今日のえいご漬け

まずは、この日のレッスンの日本語訳をどうぞ。

女の子:パパ、酔いそうだよ。車止めてよー。

お父さん:今高速道路走ってるから止められないよ。止めたら法律違反になるし。サービスエリアまで我慢できないかい?

女の子:えー、無理だよー

で、この後のお父さんの英語に私はめっちゃびっくりしました。もちろん米国では普通の会話なんだろうけど。

お父さん:"Do your best!!"


12月20日(土)−さよなら 1900 系

京阪電車の 1900 系が本日で引退ということで、旦那につきあって乗車してきました。但し嫁の目的は乗車後のイルパッパラルドでの食事だったりするのですが…

車内にはひとりで車掌してる人とか見知らぬ人にうんちくを語る人とか、まさにヲタって感じの人(偏見か?)がたくさんいてどん引きしたりもしていましたが、車掌さんが車内アナウンスで 1900 系を解説したり、車内広告がすべて昔の 1900 系の写真だったりと全体的にあったかい雰囲気でした。終点の三条から最後回送として出ていくときは私も一緒に拍手で見送ってましたし。


昼食後、「せっかくだから久々に京都観光するか」ってことで、思いつきで龍安寺へ。石庭を眺めながら一年を振り返って自分を見つめ直してみたりしましたが、旦那と出した結論は「悟りを開くのは難しいな」

ただ、心穏やかな時間を過ごすことができたのは事実で、行ってよかったなぁと思いました。ちょうど 2009 年1月から1か月拝観停止ということで、タイミングもよかったみたいです。


12月23日(火)−フルハイビジョン導入

実家のテレビの映りが悪くなってきたので、とうとう地デジを導入することにしました。初めてのボーナスで実家にプレゼントした SONY の WEGA(21インチ)は、ソニータイマーの値(5年)を大きく上回って、よくがんばってくれたと思います。

この日届いた新しいテレビは世界の亀山モデル 32V。元々置いていた場所にはそのままの状態では高さが合わなかったので、テレビ台を入れたり、配線を整理したりと埃まみれになりながら、夜7時には内藤大助が見られる状態にしました。

以前のテレビと比較するとやっぱり画面がでかい…。でも映像はきれいですね。どうか長持ちしますように。


12月26日(金)−仕事納めカラオケ

というわけで、先月に引き続いて今月もカラオケに行ってきました。今回はうちのボスと元同じ部署の若いおにーさんの3人で3時間でございます。

個人的には「Dear..Again」と「雪の華」を持ち歌にできたことに満足しておりました。あとは、おにーさんが「ハレ晴レユカイ」など、普段会社カラオケでまず聴けないようなヲタソングに走ったため、私もめっちゃ久々に「御旗のもとに」を歌っちゃいました(爆)。すっげー気持ちよかったです♪


12月28日(日)〜31日(水)−四国旅行

高知に住んでる友達夫婦から「うちに遊びにこんか?」と招集がかかり、高校の同級生十人ほどで押しかけたのが28日。詳細は内輪ネタになるので省きますが、基本的にはグルメ旅でした。

あと、友達夫婦のおかげで「ごめん・なはり線記念ソング」という素敵な CD の存在を今更ながら知りました。やなせたかしの歌声がいろんな意味ですばらしいですorz


で、同級生との旅は30日の午後過ぎまでで、その後旦那と二人でもう一泊することにしてました。宿は友達夫婦に教えてもらった、道の駅土佐和紙工芸村に隣接する QRAUDさんです。チェックインしてまず驚いたのはお部屋の広さ。ツインルームにしたのですが、今まで泊まったホテルの2倍以上の広さがあったように思います。

そして、ご飯はフレンチフルコース。まさか月に2回もフルコース食べるなんて…。一品一品盛り付けも味も素晴しく食事を楽しむことができました。

HOV
ノルウェーサーモンのマリネ ハチミツディル風味
貝柱のソテー 味噌マスタードソース
Soupe
いの野菜のポタージュスープ
(この日はかぶ)
bread
フランスパン(中央)
ライ麦パン(左)、押麦パン(右)
Poisson
本日の鮮魚(金目鯛)の白菜包み蒸し
クリームロブスターソース
肉メイン
牛ヒレ肉のステーキ
オニオンピュレ添え 赤ワインソース
デザート
イチゴのロールケーキ
アイスクリーム添え

その後は星空を楽しんで、お風呂(ハーブ風呂です)でぬくもって…夜はよく眠れました。


翌朝もちょっとリッチな朝食でスタートし、ちょっと優雅なひとときを過ごしました。

クラムチャウダー
クラムチャウダー(写真では具がわかりづらいですが)
パン
ウコンパン(手前)とよもぎパン(奥)
盛り合わせ
おかず盛り合わせ
オムレツ
オムレツ割ったところ

売店で気に入って購入したまな板を嫁のスーツケースに突き挿して(ぉぃ)出発。まずは土佐電気鐵道の伊野〜後免町を完乗。それから、ごめん・なはり線で後免に行って土讃線に乗車。阿波池田までは絶好の睡眠時間となりました。

折角香川県を通るので、本日のお昼ご飯は讃岐うどん。一軒目は琴平で降りて「こんぴらうどん 本社工場併設店」へ。うどんのコシがすごい。シンプルなのにすごくおいしかったです。

かけうどん(温・小)
かけうどん(温・小)
しょうゆうどん(冷・中)
しょうゆうどん(冷・中)

2軒目は宇多津で降りておか泉へ。ここでは名物ひや天おろしを食べました。こちらのうどんもコシがあるんだけど、こんぴらうどんとは全く違う食感。あと、でかいえび天2本に満足でございます。

ひや天おろし

この後は坂出サティで 2008 年最後のお客様感謝デーを楽しみ(謎)帰宅。ちなみに紅白は岡山駅でオープニング、自宅で結果だけ見ました。



mcquen@nnn.ac