2005 おくのゆれみち 〜(1)東海道居眠り道中〜

8/13(土)の行程:大阪〜米原〜熱海〜宇都宮〜郡山


大阪駅午前6:05発の快速米原行き1号車に乗り込む男女2名。前日の睡眠時間2時間のまっくいんと0時間のみならいである。過去数回、朝から電車に乗ってまっくいんがお腹を壊した経験から、自宅でだらにすけを飲んだ上に、お手洗いのある車両に乗車するという万全の体勢(ちょっと情けない)。というわけで出発…だが、寝不足のため、新大阪発車後二人とも熟睡モード突入。

米原到着。階段大混雑。みんな青春18きっぷで東をめざすらしい。次の名古屋行き普通は通常4両編成なので、1両目から4両目の停止位置(と行っても、ドアがどこにあるのかわからないので適当に並んでいる)にすし詰めで人が並んでおり、正直いつホームから人が落ちてもおかしくない状況である。実はみならいの事前調査ではこの電車は8両らしいのだが、誰も4両目から後ろに行かないのでとりあえず4両目乗車位置で待つ。

しばらくすると、車掌さんがやってきて8両目の停車位置へ。それを見て我々は群衆の中から脱出。同じことをする人は…ほとんどいなかった。電車が8両なのを見て慌ててこちらに向かってくる人を尻目に、我々は悠々と乗り込んで座席を確保。大垣に到着するまでに昨日買ったパンでゆったりと朝食をとる。

大垣で浜松行きの新快速に乗り換えて熟睡。さらに浜松で乗り換えて熟睡して13:30ごろ熱海到着。昼食をとるべく熱海駅デパートへ行く。一昔前の駅ビルの雰囲気が漂う館内。特にメニューは決めておらず、「海鮮丼750円ですよぉ」の声に魅かれて「磯也」というお店に入る。これが大当たり。魚とわさびがすごくおいしかった。さすが伊豆だ(謎)。

さて、熱海からはグリーン車の旅である。(首都圏のJRは在来線にグリーン車があります。関西人には理解できない文化です)目的地宇都宮までのグリーン料金は750円。平日は950円かかるのでお得。東京行き普通→小田原で高崎行きに乗り換え→大船で宇都宮行きに乗り換えときてあとは熟睡。湘南新宿ライン様様である。

#ちなみに、昨冬から青春18きっぷで自由席のグリーン車には乗れるようになりました。

宇都宮に到着したのは18時。今日の晩御飯はみならいがよく見ている「やまけんの食い倒れ日記」にあった「餃子の正嗣」と決めていた。JR宇都宮駅から約800mのところにあるのだが、宇都宮では2時間弱しか時間をとってなかったので、行列に並ぶことも考えて、駅前からバスに乗ることにした。バス停3つで100円。安い。

お店に行くとやはり行列ができており、最後尾に並ぶ。我々の後ろに5〜6人並んだところでお店の方が出てきて、「今日はここまでね」と言って CLOSED の看板をたてた。バスで来なかったら間に合わなかったかもしれん。

30分ほど待ってやっとお店に入ることができた。焼き餃子4人前と水餃子2人前を注文。まずは焼き餃子。分厚い皮がすごくぱりっとしていてにんにくが効いていてめっちゃうまい。また、水餃子は皮がぷるぷるでこっちもうまい。最初は食べきれるか少し不安だったのだがあっさりと完食してしまった。店を出ると、CLOSED の看板の後ろにも人がたくさんいたのだが、あの人達は食べることができたんやろか?

バスで駅まで戻り、コンビニでおやつを買おうと思って、宇都宮駅前の歩道橋から辺りを見渡してみたのだが

餃子屋はいっぱいあるがコンビニがない

「おいおい、県庁所在地やろ、餃子屋しかないってのはまずいやろ」とうろうろしたところ、歩道橋から死角になった場所にセブンイレブン発見。よかったよかった。

めでたくおやつを買い、宿泊地の郡山へ向かうべく、まずは宇都宮から黒磯行きに乗車。通路を挟んで反対側の席にえらくケバい女子高生(?)がいたのだが、途中で羽根扇子を出してあおぎ始めたのにはびっくりした。ここでジュリアナを思い出した私はもう若くないってことやろか…。

黒磯で郡山行きに乗り継ぎ。郡山まではほとんど寝ていたのだが、途中気がつくとおじさんが車掌さんに「新白河で降りるつもりが乗り過ごしてしまった」と東北弁で説明していた。みならい共々「あ、MOTERMAN の東北のおじさんとしゃべりが一緒だ」と思ったのはどうなんだろう。

とにかく、無事郡山に到着。2日目に続く。


→(2)は鋭意執筆中
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written by Mcquen(mcquen@nnn.ac)