今年の7月下旬から急速に感染が広がったウイルスがあります。その名は Sircam と言います。このウイルスは、前にとり上げた Hybris と同様にメールの添付ファイルを実行することで感染します。
このウイルスの一番怖いところは
というところです。私まっくいんのところには、現在のところ一通しか Sircam が来ていませんが、ウイルスに感染した添付ファイルとしてやってきたファイルは、「レンタル契約書.xls.pif」というファイルでした。
他にどのようなファイルが添付ファイルとして来ているか、という事例では、ZDNet News 7/25 の
バレたらマズいんじゃない?──SirCamは何でも暴露する(国内編)
という記事にあります。かなり悪い実態が書かれています。
Sircam についての感染の見分け方, 治療法などは, Hybris 同様、IPA (情報処理振興事業協会)が提供しているW32/Sircam に関する情報と, そこから辿れるページをご覧ください.
なお、IPA のページにもあるように、このウイルスは今年(2001年)7月17日に発見されているので、ワクチンソフトのバージョンが古いと感染が発見できないことがあります。ワクチンソフトを最新にしてから感染していないかどうかチェックしましょう。
以上, 文責: まっくいん.