私は小学校で「鼓笛クラブ」に1年所属し、中学校では吹奏楽部で、 高校では「音楽選択」と、小さいころから結構楽器に関わってきました。 ということで、音楽に関する話をしばらく書いていこうと思います。 今回は「〜打楽器編〜」ですが、以降も別の楽器で続く予定。
# 以下、楽器に対して様々な思い出話を書きますが、その中には
現在、その楽器をプロとして演奏しておられる方に対して失礼にあたる表現が
あるかもしれません。その点はご容赦下さい。
## また、そんだけ音楽関係をしてたにも関わらず誤りがありましたら、
メールで御連絡ください。
さて、「打楽器編」とタイトルをつけたものの、この話を書くきっかけは 「ギロ」 のことをふと思いだしたことにある。 「ギロ」というのは、何か太い棒にギザギザがついていて、別の棒でこすると 予想通り「ギコギコ」違うな、「ビヨヨヨーン」…と、とにかく振動音がする 代物である。そーだ、洗濯板を棒でこする感じ。 小学校のころ「もともと南米の楽器」とかいうように習った記憶が あり、確かやったことあるんだけど。音楽室に一つしかなかったので、 結構高かったのでは、と思う。というわけで、今回は私が合奏などで関わった 打楽器を列挙して書いてみようと思う。
初めて触ったのは幼稚園のとき。ゴムがついていて片側の中指に はめてもう片方の手で叩く。で、ずっと使ってるとゴムが伸びたり、 まれに切れたりするので保母さんかお母さんにとっかえてもらうんですな。 私自身は、幼稚園の合奏で楽器を選ぶときにじゃんけんで負けまくった人が 最後に落ち着いてたところだと記憶している。
これも幼稚園で初めて触った。輪っかに皮がはってあって、 淵に小さな丸い金属製円盤が2枚1組でついてて、叩いたり振ったりすると 「チャラチャラチャラ〜」(何か違う気がする)と鳴る。これもまた はずれの人がやってた楽器というイメージがあるのはなぜだろう。 皮のないやつを「モンキータンブリン」と言うが、 何でそういう名前なのかは知らない。
読者のみなさまは絶対に小学校で興味本位で触ったことがあるはず。 棒の先に玉がついてて、その中に砂か小豆か…とにかく、小さい粒らしきものが 入っていて、振ると「シャカシャカ」いうやつ。何かの合奏で使ったなぁ。 これも南米系だと思うのだが。
これは小学校で触った。木の筒の真中に棒が指してあって、 その棒を持って振りながら、左右の筒の端を交互に棒で叩くもの。 かなり心地いい音がして、個人的には好きだった。今思ったけど、 この楽器は4分の2拍子か4分の4拍子にしか使えないんじゃ。
「どこが楽器やねん」と突っ込まれるかもしれないが、私が中学で 吹奏楽部にいたころ、Wink の「淋しい熱帯魚」を演奏することになったのだが、 その際、楽譜の中に「木魚」の文字が(まじです)。当時、吹奏楽部は木魚を所有して なかったため、結局同じ中学で実家がお寺の人に借りてきて演奏した。 ばちあたりな気もするが…。
はい、金属の三角形を叩くもの。オーケストラなどいろいろな所で 使われているはずだが、学校の合奏では、私はなぜか演奏者に哀愁を感じてしまう。
両方とも木琴である。但し、小さい方がシロフォンで、 大きい方がマリンバだと私は教えてもらった。 木琴は小学校のクラス合奏では、本当に人気のある楽器でいつもじゃんけんに よる争奪戦だった。だって、子供心にはかっこよかったし、目立つもん。 「コンドルは飛んで行く」を合奏でやったんだけど、これは本当に木琴が主役で みんなやりたがったものである。
いわゆる鉄琴だが、これはペダルを踏むと音にビブラートがかかるように できている。小学校6年のときに演奏した。やってるときは「かっこいい」 と自分で思っていた。
こちらも鉄琴だが、ビブラートはかけられない。 小学校の鼓笛隊で初めてその存在を知った。で、小太鼓の争奪戦に負けて ピアニカになった後で、「ベルリラにすればよかった」と後悔した。
これもオーケストラなどで大事な楽器だと思う。しかし、私は どうしてもおもちゃ屋の店頭にある「おさるのおもちゃ」を連想してしまうので、 かっこいいと思えない。
小太鼓。個人的に鼓笛隊の花。これがしたくて小学校のころ鼓笛隊に入ったのに。 じゃんけんで敗れる。でも、吹奏楽部時代に叩いてみたことあるけど、 結構難しかった。ファンファーレなどで「シャカシャカシャカシャカ〜」って 鳴らすことができるのは、下にばねがついてるからである。
「何のこっちゃ」かもしれないが、要は「大太鼓」である。 この楽器自体はどのような曲でも使われてるし、ないと音楽にしまりが ないような気がする。でも、私の中では小学校の応援団なのよね。
以上12点でした。 思い入れの強さによって文章の長さがかなり違うことをお許しくださいませ。